「坊主。お前なら世界を変えられるかも知れんな・・・」
2011.12.14 (Wed) | Category : アニメ(『ガンダムAGE』)
(本文は12月18日に公開しましたが、未完成なので後で手を加える予定です)
(12月19日、完成しました)
『機動戦士ガンダムAGE』第10話の感想です。
前回のラスト、UEの巨大艦がコロニー「ファーデーン」に迫ってきました。
迎え討つのは、ザラムとエウバ、そしてディーヴァのMS部隊。
かつてない数の敵を相手にすることになりましたが、この数相手に勝てないようではこの先に待ってる要塞アンバット攻略など夢のまた夢のまた夢です。
はたして、フリット達はいかに戦い抜くのか・・・?
(12月19日、完成しました)
『機動戦士ガンダムAGE』第10話の感想です。
前回のラスト、UEの巨大艦がコロニー「ファーデーン」に迫ってきました。
迎え討つのは、ザラムとエウバ、そしてディーヴァのMS部隊。
かつてない数の敵を相手にすることになりましたが、この数相手に勝てないようではこの先に待ってる要塞アンバット攻略など夢のまた夢のまた夢です。
はたして、フリット達はいかに戦い抜くのか・・・?
話は前後しますが、戦闘中に地球連邦軍司令部から連絡が届きました。
アダムスが密かに要請した、ファーデーンへの増援要請への返答です
前回グルーデック艦長と対立することになったアダムスですが、彼は彼で、民間人を護るのが軍人の務めと考えて、最善のことをしたのです。
まあ、肝心の連邦軍の返答は「ファーデーン方面に即時投入できる戦力は無い」だったんですけどね(^^;)
各コロニーに駐留してる艦がある(もちろんファーデーンにも)くせに、どこまで腐ってるんだ連邦軍・・・(-_-;)
さて、話を戦闘開始直前に戻します。
画面で確認したところ、人類側の戦力はザラム軍22機(内1機はドンのガラ、残りはジラ)、エウバ軍21機(内1機はラクトのエルメダ、残りはゼノ)、そしてラーガンのジェノアスに、ウルフのGエグゼス、そしてフリットのガンダムです。
総勢MS46機に戦艦ディーヴァ、これで全兵力です。
タイタスではなくノーマルを選択したのは、宇宙空間向きというのもあるでしょうが、戦闘区域が広くなることも考慮したのでしょうね。あと、飛び道具があるから(^^;)
フリット君、今回とうとうパイロットスーツを着用してます。
まさか前回みたいな乗換えをするつもりはないでしょうが、ガンダムが破壊されるといった可能性も考えた上でのことでしょうね。
対するUE側が投入した戦力は、ミレース(オペの姉ちゃん)の報告によると、MS約30機に巨大艦1。
遂にあの巨大艦と戦う時が来ました。
MSの内分けは、大部分がガフランで、重装甲タイプのバクトは少数。
バクトはあまり前に出てこなかったので、艦のそばに待機して迫ってきた敵を迎撃をするのが役目のようです。
人類側のタイタス同じ様に機動性に劣るから、侵攻するのはガフランにやらせてると思われます。
よかった・・・。
今回フリットはノーマルで出撃してるから、大量のバクトが前面に来てたら、 いきなりチェックメイト になるところでした(^^;)
とは言えグルーデック艦長のことだから、バクトは新型で数も少なく、機動性に劣るから前面に出てこないと予測したのかも知れません。
それより後述の作戦をする為に、フリットにはノーマルで出撃させたのでしょう。
前に飛び出してきたバクトも1・2機いたのですが、ウルフさんが何とかしたのでしょう、たぶん。
というわけで、戦闘開始!
本格的な戦闘は今回初となるディーヴァがまず行ったことは、対ビーム拡散弾を発射することでした。
これがかなり強力!!
ビーム撹乱膜が張られた空域では、後方のUE巨大艦が撃って来るビーム砲撃が無効化されます。
こうなるとUEは敵エリアに侵攻して、近接戦闘を仕掛けるしかありません。
それを、数で勝るザラムやエウバのMS隊が迎え撃ちます。
例によってヘッポコマシンガンはちっとも効きません(^^;)が、弾幕を貼って足止めは出来ます。
もともと彼らは、平和な時でもMSを使ってナワバリ争いをしていた連中なので、このような威嚇行動は得意中の得意!
性能面では勝てないので、数と熟練した操作で自分達の出来ることに徹しています。
ウルフさんも「適材適所!」と、彼らの行動と腕前に感心してました。
で、ザラムやエウバが足止めしたUEを、フリットのガンダムやウルフさんのGエグゼスが確実に撃破していきます。
「ハッハハハ! ひっかかったなガフランマン! やる気のない連邦軍ならともかく、ザラムやエウバ相手じゃ思うように移動できない。それを考えてのファーデーン・デスマッチだぜ!!」
「あ~~っと、ウルフマンの射撃だ――――っ!!」
ウルフさんの脳内はこんな状態でしょうか?
数で勝っているとはいえ、現時点でUEを倒せる攻撃力を持つのは、ガンダムとGエグゼスだけ。
となると、この2機を有効活用しなくてはいけないのは子供でも分かります。
幸い両機は機動性にも優れているので、戦場を駆け回ることが出来ます。
なのでビーム撹乱膜で遠距離砲撃を防ぎ、ザラムやエウバのMSでも戦いやすい戦場を作り出した上での各個撃破を狙ったわけです。
ガンダムとGエグゼスが、UEが足止めをされてる場所に次々と飛び回り、どんどん撃破していきます。
味方側にも当然被害が出ますが、持ちこたえている間に敵を撃破すれば被害は少なくて済みます。
機動性に劣るタイタスでは出来ない作戦ですね。
ともかく、グルーデック艦長の考えたというこの作戦で、UEを確実に減らしていきます。
突然のUE来襲だったのでどこまで事前の打ち合わせが出来てたのかは分かりませんが、3つの勢力は見事な連携を見せてくれます。
しかし、そこに現れた黒い影が、戦場を混乱させます!?
その黒い影とは、例のゼダス。
ゼダスは圧倒的な機動性で最前線まで赴き、ザラムやエウバのMSを瞬く間に撃破!
それだけではなく、わざとザラムとエウバのMSの中間の位置へ移動し、ゼダスが射撃を避けたらその先の射線上にいる他陣営のMSに当たるように仕向けます。
これにより、同士討ちをしてしまう両陣営のMS。
この前まで敵だったので、不信感を感じるのを通り越して、いきなり取っ組み合いを始めてしまいます。
すぐそばに圧倒的に強い・怖い敵がいるのにそれどころじゃないだろ(゜o゜)!? って気もしますが、まあ、泥沼の戦場が生み出した狂気ってコトにしときましょう(^^;)
きっと『カイジ』に出てくるような、恐怖と不信感に惑わされる脳内状態になったんだよ、あの2人のパイロットは(^_^)
ゼダス出現時及び交戦の際に、フリットがいろいろ勘付いたのですが、面倒なので後でまとめて書きますm(_ _)m
そんな中、中破してもう戦闘能力を失ったジラ1機が敵母艦に近づいてました。
移動したというより、たぶん戦っているうちに流されたんでしょうね。
で、母艦を守るように配置されてるバクトの1機が、当然迎撃に向かいます。
「俺にh~」と訴えるザラム兵ですが、当然伝わりません。
バクトの貫手でコクピットを貫かれて、ジラは爆散しました。
パイロットの悲鳴が聞こえたフリット達は、無抵抗の相手を容赦なく殺すUEに怒りを燃やします。
・・・って、怒る気持ちも分かりますが、どうなんでしょう?
UEに同情する必要は全くないと思いますが、バクトは単に迎撃行動に出ただけでしょうし。
UEがどんな連中か分からない以上、こちらが無抵抗だと判断できる知能があるかも分かりません。
怖いとか恐ろしいとか、殺す行為自体に怒るのは分かりますが、殺し方(無抵抗の相手を一撃で確実に殺す)に怒るのはなんか違うような(゜_゜)?
フリットがUEの機体を平気で破壊できるのは、人類を襲う敵と見なしている、つまり人間だとは思っていないわけで、そんな存在に人間と同じ判断を求めるのもヘンな気がします。
ともかく、部下が殺されたことに怒ったドンは、仇のバクトに襲い掛かります。
しかし、武器のハンマーが破壊され、先程の貫手が迫ります。
それを咄嗟に両手で挟みこんで受け止めたのですが、次の瞬間バクトの放つビームを至近距離で浴び、ドンのガラは大爆発を起こしました―
中心人物であるドンが撃破され、戦場に恐怖が蔓延ります。
ザラムとエウバ、どちらのMSも恐怖に駆られ、逃げ出そうとする機体が続出。(しかも、背中を向けた瞬間に狙い撃ちされます)
「諦めちゃダメだ」と訴えるフリット。
ムチャ言うなよ。みんなはお前の乗ってるガンダムと違って、頑丈な機体じゃないんだぞ(~_~;)
怯えた言葉が飛び交う中、ザラムとエウバのMSは次々と撃破され、隊列は乱れに乱れます。
もうダメだ、人類!?(>_<)
その時、戦場にいる全機に通信が入ります!
通信元は、なんとドンのガラからです!?
かろうじて直撃を免れていたようです。(そういや、ドンはこの前も鬼回避してましたね)
とはいえ、もはや戦闘能力は無く、飛ぶのがやっとという有様。
そこでドンは、自分に出来る最後の行動に出ます。
一直線に敵母艦に向かいながら、すべての味方に伝えます。
「目の前にいるのはコロニーを破壊し、人類全てを脅かす我々共通の敵だ! これはケンカではない、戦争なのだ!!」
後半部だけ聞くと今更という感じもしますが、人類同士は小競り合いの争いしかしなくなった時代に、未曾有の強敵が襲い掛かってきた状況です。
それに臨むには、想像を絶するほどの覚悟が必要だと説いたいわけです。
ドンが取ろうとしている行動に気付いたザラム兵達は、傷ついた機体でドンを守る盾となっていきます。
さらに、止めようと通信を入れてきたラクトにドンは「派閥争いのない平和な時代など、ありえると思うか?」と尋ねます。
「・・・さあな。だが、来てほしいとは考えるようになった」
「どうやら、ワシらはあの坊主に教えられてしまったようだな・・・」
ラクトの返事に、自分も同じ気持ちだと伝えます。
そしてドンは、決して相容れないと思っていたかつての敵に、自分の大事にしてきたザラムの兵力を預けます。
最後にドンは、フリットにメッセージ(今回の記事の題名)を送り、機体を敵母艦に激突させました―
結果として、敵母艦は全くの無傷でした。
とはいえ、ドンがやりたかったことは、敵に一矢報いることではなく、敵味方双方に意地を見せつけることだったので、(特攻という手段の是非はともかく)本懐を成しえたと言えるでしょう。
(あと、もし特攻が有効だったなら、後に続くヤツが続出してたと思うので、これで良かったと思います(^_^;))
怒り・悲しみ・空しさ・・・様々な感情が入り混じり、フリットは吼えます!
でも、ゼダスに攻撃は当たりません(-_-;)
いや、タイタスの時と違って一方的な戦いというわけではないのですが、ノーマルでも攻撃を当てることが出来ません。
これは、フリットやガンダムに問題があるというより、ゼダスがそれだけスゴイということでしょう。
しかし、天はフリットを見捨ててはいなかった!
AGEシステムが導き出した、新たなる力が遂に完成しました!
バルガスからの通信でそのことを知ったフリットは、射出してもらうように頼みます。
バルガスは無茶だと反対しますが、フリットはやる気マンマン。
ウルフさんがゼダスの相手を引き受けてくれてる間に、決死の戦場でのウェア換装に挑みます。(NGワード:そのままウルフさんが戦えばいいんじゃね?)
進化したガンダムの新たなる姿、その名はガンダムAGE-1 スパロー。
パワー重視のタイタスに対し、こちらはスピード重視の機体です。
どうでもいいですが、腕や足をそのまま射出するのかと思ったら、換装してくれるマシン (移動用のブースター付き) にセットして発射してました。
で、換装が終わったらマシンは帰っていきました(^_^;)
戦闘中に行うのは想定外でも、艦外での換装は構想にあったようですね。
・・・ひょっとして、外したノーマルの腕や足もオートコントロールで帰ってたりして(^u^;)
遂にゼダスに対抗できる機動性の手に入れたガンダムは、高機動戦を挑みます。
初めて乗る仕様をいきなり乗りこなす、それも扱いが難しそうな高機動タイプです。
この描写で、ようやくフリット本人の技量も上がっているのが分かりました(^^;)
そして、切れ味バツグンのシグルブレイドで、ゼダスを切り刻んでいきます。
フリット本人は倒すことに頭がいっぱいで気付いてないのでしょうが、この(相手からすれば)弄んでるような攻撃は、一撃で撃破するよりかえって残酷な気がします。
戦闘能力を奪って抵抗できなくするというのではなく、むやみやたらに切り刻んでます。
つまり、ゼダスが死んでも気にしないという攻撃です。
今までもフリットは、UEを倒すのに容赦ない攻撃をしてきました。
もちろんUEを倒さなければみんなを守れなかったでしょうから、倒すこと自体は仕方がないでしょう。
しかし、UEの非人道な攻撃を非難するわりに、自らも同様以上のことを行っている。
このことがやがて、皮肉めいた事態を招くような気がしてなりません・・・
ダメージコントロールに優れているのか、ハデな爆発を起こしたもののゼダスは中破状態で生き延びていました。
しかし、敵わぬと思ってか、戦場から撤退。
それに従うように、他のUEの機体も撤退していきました。
ここに人類は、UEとの本格的な戦闘に初の勝利を収めたわけです。
ところで、現状スパローがあればノーマルとタイタスはいらないんじゃないかって感じですが、
遠距離から砲撃されまくって近づけそうもない時は、盾とライフルを装備したノーマル、
動きが制限される地形(暗礁空域とか敵要塞内)だと、硬くて接近戦も強いタイタス、
と使い分けるのでしょうか?
いくらシグルブレイドの切れ味がスゴイといっても、破壊力ならタイタスの攻撃の方が強いでしょうし。
あと、たぶんスパローは装甲が弱そうな気がします。
戦闘終了後、フリットはグルーデック艦長に報告をします。
ゼダスとの戦闘中、フリットはデシルの気配を感じます。
そして、デシルが乗っていると直感します。
でもなあ・・・フリットがどうしてそう感じたのか、観ていてよく分かりませんでした。
ゼダスの弄ぶような動きがデシルっぽいと思ったのでしょうけど、それでデシル本人が乗ってると判断するのは極論だと思うのですが(-_-;)
まあ、フリットはゼダスの出現時に「現れた」ことを感じていたので、何かの力に目覚めたっぽいですが(^_^;)
そんな意見でもグルーデック艦長は冷静に受け取ります。
「だとすると、異星人は少なくとも、我々と同じ人の姿をしている・・・ということだな?」
「ハッ!? UEは・・・人間?」
言われてようやくそのことに気付くフリット。
というか、
前話の段階で気付けよ!
デシルが乗ってると思ってたのに、普通に戦ってたじゃん!
人間と決まったわけではなく、人間と同じ姿なのかも知れないだけだろ!
フリットの考えがイマイチよく分かりません。
まあ最後のことに関しては、倫理的に人間と同じ姿をしているとやりづらいでしょうし、もしかしたら本当に人間だったらどうしようと思ったのでしょうが。
だからか、艦長もフォローします。
「ヤツらはどんな姿をしていたとして、人間ではない」
「そうです! 人間だったら、あんなに惨いこと、出来るハズがない・・・」
UEのやり口に非道さを感じることで、かろうじて自身を保っているという感じのフリット。
でもこの先、自分の戦い方に疑問を感じたり、人類にも酷い行動を取る時があることを知った時、何かが崩壊しそうな予感がします(^^;)
場面は変わって、MSを減らされたことをヤーク・ドレに注意され、苛立つデシル。
この2人がUE側なのは確定かな?
もっとも、UEに操られている・利用されている人間という可能性もありますが。
ゼダスにデシルが直接乗り込んでいたのか、それとも遠隔操作だったのかよく分かりませんが、非常に悔しがっていたので、デシルが絡んでいたのは間違いないようです。
あと、ヤーク・ドレが「調達も楽ではない」と言ってたので、UE側の戦力は少ない?
これならグルーデック達の艦隊でも、数の上では勝ち目が出てきたかも?
(たぶんグルーデック艦長は、UEが単発的な行動を繰り返してることから見抜いていたのでしょうね)
来るべき決戦に備え、ディーヴァはコロニー「ミンスリー」へと向かいます。
アダムスを含めて、ディーヴァのメンバーの思いは1つになりました。
そういえば、ディケ(フリットの友達)は、マッドーナ工房でMSに興味をしめしていたのでパイロット候補生となるかと思ったのですが、そんなことはなかったです(^^;)
まあ今更パイロットになられても、ラーガン以上にやられ役にしかならないとは思いますが。
(とはいえ、ミンスリーまで2週間かかると言ってたので、充分シュミレーション訓練出来そうな余裕があります。というか、歴代『ガンダム』のキャラだと間違いなくやってそうです)
エミリー以上に何で残っているのかよく分からないキャラですが、生き残って次の世代の時代に活躍するのでしょうか?
エミリーの役割はまあ、ヒロインらしくフリットと結ばれることでしょう(^o^)
・・・って思ってたら、
次回ユリンが再登場!?
いきなりフリットに抱きついてます!?(この2人、そういう関係だっけ?)
フリットはヘンな力に目覚めつつあるので、ユリンの方にシンパシーを感じるかも?
どうなる、エミリー?
次回に続く!!
アダムスが密かに要請した、ファーデーンへの増援要請への返答です
前回グルーデック艦長と対立することになったアダムスですが、彼は彼で、民間人を護るのが軍人の務めと考えて、最善のことをしたのです。
まあ、肝心の連邦軍の返答は「ファーデーン方面に即時投入できる戦力は無い」だったんですけどね(^^;)
各コロニーに駐留してる艦がある(もちろんファーデーンにも)くせに、どこまで腐ってるんだ連邦軍・・・(-_-;)
さて、話を戦闘開始直前に戻します。
画面で確認したところ、人類側の戦力はザラム軍22機(内1機はドンのガラ、残りはジラ)、エウバ軍21機(内1機はラクトのエルメダ、残りはゼノ)、そしてラーガンのジェノアスに、ウルフのGエグゼス、そしてフリットのガンダムです。
総勢MS46機に戦艦ディーヴァ、これで全兵力です。
タイタスではなくノーマルを選択したのは、宇宙空間向きというのもあるでしょうが、戦闘区域が広くなることも考慮したのでしょうね。あと、飛び道具があるから(^^;)
フリット君、今回とうとうパイロットスーツを着用してます。
まさか前回みたいな乗換えをするつもりはないでしょうが、ガンダムが破壊されるといった可能性も考えた上でのことでしょうね。
対するUE側が投入した戦力は、ミレース(オペの姉ちゃん)の報告によると、MS約30機に巨大艦1。
遂にあの巨大艦と戦う時が来ました。
MSの内分けは、大部分がガフランで、重装甲タイプのバクトは少数。
バクトはあまり前に出てこなかったので、艦のそばに待機して迫ってきた敵を迎撃をするのが役目のようです。
人類側のタイタス同じ様に機動性に劣るから、侵攻するのはガフランにやらせてると思われます。
よかった・・・。
今回フリットはノーマルで出撃してるから、大量のバクトが前面に来てたら、 いきなりチェックメイト になるところでした(^^;)
とは言えグルーデック艦長のことだから、バクトは新型で数も少なく、機動性に劣るから前面に出てこないと予測したのかも知れません。
それより後述の作戦をする為に、フリットにはノーマルで出撃させたのでしょう。
前に飛び出してきたバクトも1・2機いたのですが、ウルフさんが何とかしたのでしょう、たぶん。
というわけで、戦闘開始!
本格的な戦闘は今回初となるディーヴァがまず行ったことは、対ビーム拡散弾を発射することでした。
これがかなり強力!!
ビーム撹乱膜が張られた空域では、後方のUE巨大艦が撃って来るビーム砲撃が無効化されます。
こうなるとUEは敵エリアに侵攻して、近接戦闘を仕掛けるしかありません。
それを、数で勝るザラムやエウバのMS隊が迎え撃ちます。
例によってヘッポコマシンガンはちっとも効きません(^^;)が、弾幕を貼って足止めは出来ます。
もともと彼らは、平和な時でもMSを使ってナワバリ争いをしていた連中なので、このような威嚇行動は得意中の得意!
性能面では勝てないので、数と熟練した操作で自分達の出来ることに徹しています。
ウルフさんも「適材適所!」と、彼らの行動と腕前に感心してました。
で、ザラムやエウバが足止めしたUEを、フリットのガンダムやウルフさんのGエグゼスが確実に撃破していきます。
「ハッハハハ! ひっかかったなガフランマン! やる気のない連邦軍ならともかく、ザラムやエウバ相手じゃ思うように移動できない。それを考えてのファーデーン・デスマッチだぜ!!」
「あ~~っと、ウルフマンの射撃だ――――っ!!」
ウルフさんの脳内はこんな状態でしょうか?
数で勝っているとはいえ、現時点でUEを倒せる攻撃力を持つのは、ガンダムとGエグゼスだけ。
となると、この2機を有効活用しなくてはいけないのは子供でも分かります。
幸い両機は機動性にも優れているので、戦場を駆け回ることが出来ます。
なのでビーム撹乱膜で遠距離砲撃を防ぎ、ザラムやエウバのMSでも戦いやすい戦場を作り出した上での各個撃破を狙ったわけです。
ガンダムとGエグゼスが、UEが足止めをされてる場所に次々と飛び回り、どんどん撃破していきます。
味方側にも当然被害が出ますが、持ちこたえている間に敵を撃破すれば被害は少なくて済みます。
機動性に劣るタイタスでは出来ない作戦ですね。
ともかく、グルーデック艦長の考えたというこの作戦で、UEを確実に減らしていきます。
突然のUE来襲だったのでどこまで事前の打ち合わせが出来てたのかは分かりませんが、3つの勢力は見事な連携を見せてくれます。
しかし、そこに現れた黒い影が、戦場を混乱させます!?
その黒い影とは、例のゼダス。
ゼダスは圧倒的な機動性で最前線まで赴き、ザラムやエウバのMSを瞬く間に撃破!
それだけではなく、わざとザラムとエウバのMSの中間の位置へ移動し、ゼダスが射撃を避けたらその先の射線上にいる他陣営のMSに当たるように仕向けます。
これにより、同士討ちをしてしまう両陣営のMS。
この前まで敵だったので、不信感を感じるのを通り越して、いきなり取っ組み合いを始めてしまいます。
すぐそばに圧倒的に強い・怖い敵がいるのにそれどころじゃないだろ(゜o゜)!? って気もしますが、まあ、泥沼の戦場が生み出した狂気ってコトにしときましょう(^^;)
きっと『カイジ』に出てくるような、恐怖と不信感に惑わされる脳内状態になったんだよ、あの2人のパイロットは(^_^)
ゼダス出現時及び交戦の際に、フリットがいろいろ勘付いたのですが、面倒なので後でまとめて書きますm(_ _)m
そんな中、中破してもう戦闘能力を失ったジラ1機が敵母艦に近づいてました。
移動したというより、たぶん戦っているうちに流されたんでしょうね。
で、母艦を守るように配置されてるバクトの1機が、当然迎撃に向かいます。
「俺にh~」と訴えるザラム兵ですが、当然伝わりません。
バクトの貫手でコクピットを貫かれて、ジラは爆散しました。
パイロットの悲鳴が聞こえたフリット達は、無抵抗の相手を容赦なく殺すUEに怒りを燃やします。
・・・って、怒る気持ちも分かりますが、どうなんでしょう?
UEに同情する必要は全くないと思いますが、バクトは単に迎撃行動に出ただけでしょうし。
UEがどんな連中か分からない以上、こちらが無抵抗だと判断できる知能があるかも分かりません。
怖いとか恐ろしいとか、殺す行為自体に怒るのは分かりますが、殺し方(無抵抗の相手を一撃で確実に殺す)に怒るのはなんか違うような(゜_゜)?
フリットがUEの機体を平気で破壊できるのは、人類を襲う敵と見なしている、つまり人間だとは思っていないわけで、そんな存在に人間と同じ判断を求めるのもヘンな気がします。
ともかく、部下が殺されたことに怒ったドンは、仇のバクトに襲い掛かります。
しかし、武器のハンマーが破壊され、先程の貫手が迫ります。
それを咄嗟に両手で挟みこんで受け止めたのですが、次の瞬間バクトの放つビームを至近距離で浴び、ドンのガラは大爆発を起こしました―
中心人物であるドンが撃破され、戦場に恐怖が蔓延ります。
ザラムとエウバ、どちらのMSも恐怖に駆られ、逃げ出そうとする機体が続出。(しかも、背中を向けた瞬間に狙い撃ちされます)
「諦めちゃダメだ」と訴えるフリット。
ムチャ言うなよ。みんなはお前の乗ってるガンダムと違って、頑丈な機体じゃないんだぞ(~_~;)
怯えた言葉が飛び交う中、ザラムとエウバのMSは次々と撃破され、隊列は乱れに乱れます。
もうダメだ、人類!?(>_<)
その時、戦場にいる全機に通信が入ります!
通信元は、なんとドンのガラからです!?
かろうじて直撃を免れていたようです。(そういや、ドンはこの前も鬼回避してましたね)
とはいえ、もはや戦闘能力は無く、飛ぶのがやっとという有様。
そこでドンは、自分に出来る最後の行動に出ます。
一直線に敵母艦に向かいながら、すべての味方に伝えます。
「目の前にいるのはコロニーを破壊し、人類全てを脅かす我々共通の敵だ! これはケンカではない、戦争なのだ!!」
後半部だけ聞くと今更という感じもしますが、人類同士は小競り合いの争いしかしなくなった時代に、未曾有の強敵が襲い掛かってきた状況です。
それに臨むには、想像を絶するほどの覚悟が必要だと説いたいわけです。
ドンが取ろうとしている行動に気付いたザラム兵達は、傷ついた機体でドンを守る盾となっていきます。
さらに、止めようと通信を入れてきたラクトにドンは「派閥争いのない平和な時代など、ありえると思うか?」と尋ねます。
「・・・さあな。だが、来てほしいとは考えるようになった」
「どうやら、ワシらはあの坊主に教えられてしまったようだな・・・」
ラクトの返事に、自分も同じ気持ちだと伝えます。
そしてドンは、決して相容れないと思っていたかつての敵に、自分の大事にしてきたザラムの兵力を預けます。
最後にドンは、フリットにメッセージ(今回の記事の題名)を送り、機体を敵母艦に激突させました―
結果として、敵母艦は全くの無傷でした。
とはいえ、ドンがやりたかったことは、敵に一矢報いることではなく、敵味方双方に意地を見せつけることだったので、(特攻という手段の是非はともかく)本懐を成しえたと言えるでしょう。
(あと、もし特攻が有効だったなら、後に続くヤツが続出してたと思うので、これで良かったと思います(^_^;))
怒り・悲しみ・空しさ・・・様々な感情が入り混じり、フリットは吼えます!
でも、ゼダスに攻撃は当たりません(-_-;)
いや、タイタスの時と違って一方的な戦いというわけではないのですが、ノーマルでも攻撃を当てることが出来ません。
これは、フリットやガンダムに問題があるというより、ゼダスがそれだけスゴイということでしょう。
しかし、天はフリットを見捨ててはいなかった!
AGEシステムが導き出した、新たなる力が遂に完成しました!
バルガスからの通信でそのことを知ったフリットは、射出してもらうように頼みます。
バルガスは無茶だと反対しますが、フリットはやる気マンマン。
ウルフさんがゼダスの相手を引き受けてくれてる間に、決死の戦場でのウェア換装に挑みます。(NGワード:そのままウルフさんが戦えばいいんじゃね?)
進化したガンダムの新たなる姿、その名はガンダムAGE-1 スパロー。
パワー重視のタイタスに対し、こちらはスピード重視の機体です。
どうでもいいですが、腕や足をそのまま射出するのかと思ったら、換装してくれるマシン (移動用のブースター付き) にセットして発射してました。
で、換装が終わったらマシンは帰っていきました(^_^;)
戦闘中に行うのは想定外でも、艦外での換装は構想にあったようですね。
・・・ひょっとして、外したノーマルの腕や足もオートコントロールで帰ってたりして(^u^;)
遂にゼダスに対抗できる機動性の手に入れたガンダムは、高機動戦を挑みます。
初めて乗る仕様をいきなり乗りこなす、それも扱いが難しそうな高機動タイプです。
この描写で、ようやくフリット本人の技量も上がっているのが分かりました(^^;)
そして、切れ味バツグンのシグルブレイドで、ゼダスを切り刻んでいきます。
フリット本人は倒すことに頭がいっぱいで気付いてないのでしょうが、この(相手からすれば)弄んでるような攻撃は、一撃で撃破するよりかえって残酷な気がします。
戦闘能力を奪って抵抗できなくするというのではなく、むやみやたらに切り刻んでます。
つまり、ゼダスが死んでも気にしないという攻撃です。
今までもフリットは、UEを倒すのに容赦ない攻撃をしてきました。
もちろんUEを倒さなければみんなを守れなかったでしょうから、倒すこと自体は仕方がないでしょう。
しかし、UEの非人道な攻撃を非難するわりに、自らも同様以上のことを行っている。
このことがやがて、皮肉めいた事態を招くような気がしてなりません・・・
ダメージコントロールに優れているのか、ハデな爆発を起こしたもののゼダスは中破状態で生き延びていました。
しかし、敵わぬと思ってか、戦場から撤退。
それに従うように、他のUEの機体も撤退していきました。
ここに人類は、UEとの本格的な戦闘に初の勝利を収めたわけです。
ところで、現状スパローがあればノーマルとタイタスはいらないんじゃないかって感じですが、
遠距離から砲撃されまくって近づけそうもない時は、盾とライフルを装備したノーマル、
動きが制限される地形(暗礁空域とか敵要塞内)だと、硬くて接近戦も強いタイタス、
と使い分けるのでしょうか?
いくらシグルブレイドの切れ味がスゴイといっても、破壊力ならタイタスの攻撃の方が強いでしょうし。
あと、たぶんスパローは装甲が弱そうな気がします。
戦闘終了後、フリットはグルーデック艦長に報告をします。
ゼダスとの戦闘中、フリットはデシルの気配を感じます。
そして、デシルが乗っていると直感します。
でもなあ・・・フリットがどうしてそう感じたのか、観ていてよく分かりませんでした。
ゼダスの弄ぶような動きがデシルっぽいと思ったのでしょうけど、それでデシル本人が乗ってると判断するのは極論だと思うのですが(-_-;)
まあ、フリットはゼダスの出現時に「現れた」ことを感じていたので、何かの力に目覚めたっぽいですが(^_^;)
そんな意見でもグルーデック艦長は冷静に受け取ります。
「だとすると、異星人は少なくとも、我々と同じ人の姿をしている・・・ということだな?」
「ハッ!? UEは・・・人間?」
言われてようやくそのことに気付くフリット。
というか、
前話の段階で気付けよ!
デシルが乗ってると思ってたのに、普通に戦ってたじゃん!
人間と決まったわけではなく、人間と同じ姿なのかも知れないだけだろ!
フリットの考えがイマイチよく分かりません。
まあ最後のことに関しては、倫理的に人間と同じ姿をしているとやりづらいでしょうし、もしかしたら本当に人間だったらどうしようと思ったのでしょうが。
だからか、艦長もフォローします。
「ヤツらはどんな姿をしていたとして、人間ではない」
「そうです! 人間だったら、あんなに惨いこと、出来るハズがない・・・」
UEのやり口に非道さを感じることで、かろうじて自身を保っているという感じのフリット。
でもこの先、自分の戦い方に疑問を感じたり、人類にも酷い行動を取る時があることを知った時、何かが崩壊しそうな予感がします(^^;)
場面は変わって、MSを減らされたことをヤーク・ドレに注意され、苛立つデシル。
この2人がUE側なのは確定かな?
もっとも、UEに操られている・利用されている人間という可能性もありますが。
ゼダスにデシルが直接乗り込んでいたのか、それとも遠隔操作だったのかよく分かりませんが、非常に悔しがっていたので、デシルが絡んでいたのは間違いないようです。
あと、ヤーク・ドレが「調達も楽ではない」と言ってたので、UE側の戦力は少ない?
これならグルーデック達の艦隊でも、数の上では勝ち目が出てきたかも?
(たぶんグルーデック艦長は、UEが単発的な行動を繰り返してることから見抜いていたのでしょうね)
来るべき決戦に備え、ディーヴァはコロニー「ミンスリー」へと向かいます。
アダムスを含めて、ディーヴァのメンバーの思いは1つになりました。
そういえば、ディケ(フリットの友達)は、マッドーナ工房でMSに興味をしめしていたのでパイロット候補生となるかと思ったのですが、そんなことはなかったです(^^;)
まあ今更パイロットになられても、ラーガン以上にやられ役にしかならないとは思いますが。
(とはいえ、ミンスリーまで2週間かかると言ってたので、充分シュミレーション訓練出来そうな余裕があります。というか、歴代『ガンダム』のキャラだと間違いなくやってそうです)
エミリー以上に何で残っているのかよく分からないキャラですが、生き残って次の世代の時代に活躍するのでしょうか?
エミリーの役割はまあ、ヒロインらしくフリットと結ばれることでしょう(^o^)
・・・って思ってたら、
次回ユリンが再登場!?
いきなりフリットに抱きついてます!?(この2人、そういう関係だっけ?)
フリットはヘンな力に目覚めつつあるので、ユリンの方にシンパシーを感じるかも?
どうなる、エミリー?
次回に続く!!
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