「デシル・・・君はいったい何者なんだ・・・？」
2011.11.07 (Mon) | Category : アニメ（『ガンダムAGE』）
『機動戦士ガンダムAGE』第5話を見ました。
（ここからは11月8日に書いています）
コロニー「ファーデーン」を訪れたフリットくんは、うさんくさいガキ魔少年デシルと出会います。
よせばいいのにそのデシルをディーヴァに連れて行ったら、案の定とんでもない目に遭いました(゜o゜)!?
というのが今回のあらすじ。
まあ視聴者視線では予想通りの展開でしたが、それを劇中の人物達に予想しろよというのは酷な話(^_^;)
でも、何気にデシルって設定年齢7歳で、歴代シリーズでも最年少でMSを動かしたんじゃないでしょうか？
だから、これまでの『ガンダムシリーズ』の常識で考えても、想定範囲外だったとも言えます(^^;)
続いて、ウルフさんの話題。
先週のやり取りでフリット少年のガンダムへの思いが分かったらしく、今週のウルフさんはフリットくんをうまく扱ってました。
先週のやり取りでフリット少年のガンダムへの思いが分かったらしく、今週のウルフさんはフリットくんをうまく扱ってました。
やる気が出るようにわざと煽ったり、ガンダムを勝手に動かされて熱くなってるのを察したり。
ガンダムに蹴っ飛ばされたフリットのジェノアスを救助してたりもしました(^^;)
この辺の面倒見のよさは、さすが隊長。
たぶん本人は、もうガンダムをフリットから取り上げるつもりはないんでしょうね(^^)
次の話題は、この2人。
またも暗躍するグルーデック艦長。
またも暗躍するグルーデック艦長。
そして、またもそれを目撃してしまうエミリー。
しばらくこのパターンが続くのかと思ったのですが、今週早くも艦長に物申すエミリー。
この時の2人のやり取りで、この2人が親しいこと、グルーデック艦長が本質的には優しい人だということが分かります。
個々の人物の描写が描かれる前に序盤から話がドンドン進むという展開だったので、こういうキャラクター同士の絡みは意外な発見があっていいです(^^)
ただ、艦長の言う「今の連邦は腐っている」は劇中の描写で分かるのですが、14年も意思の疎通の出来ない（と思われる）地球外生命体の脅威に晒されている世界の設定とチグハグな感じがします。
人類同士でのいざこざがあるのは仕方ないとしても、UEの脅威を何とも思ってないのかと？
他作品を例に出して申し訳ないのですが、『宇宙の騎士テッカマンブレード』前半みたいな感じだと納得できるのですが。
まあ『ガンダムAGE』は、コロニーとかも出来て、あまりに人類の活動領域が広くなり過ぎてる時代なので、遠方のコロニーへの襲撃など対岸の火事ぐらいにしか思ってないってコトですかね？
あとありがちなトコだと、実は敵UEは人類に似た存在で、それを知ってるごく限られた人間は密約を結んでおり、自分達は襲われない（と思い込んでる）ってパターンですかね？
この辺はそのうちフォローされるといいのですが。
それから今回、フリットくんが量産機で出撃するという燃えるシチュエーションがあります(^o^)
あるのですが・・・
デシルが勝手に乗り込んで出撃したガンダムAGE-1を追って、ジェノアスに乗って追撃するフリット。
ここで主役らしく、ガンダムに乗ってなくても強いところを見せてほしかったのですが・・・
まあ、いろいろ動揺してたってのもあるでしょうし、そもそも戦闘経験も少ないので仕方がないのでしょうが、いいとこなしでした(>_<)
一緒に出撃したウルフマンなんか、ガフランをビームスプレーガンで牽制しといて、バリアで防御体制になったところにケリを入れたりと、撃墜こそしてないもののウデがいいところを見せているのに(^_^;)
『ガンダムシリーズ』の（というか、ロボットものの）主人公の強さって、だいたい次の3つに分かれると思います。
- 主人公自身が圧倒的に強く、他の機体に乗ってもそれなりに強い
- 他の機体に乗ったときはイマイチでも、特定の機体に乗ればその性能を存分に発揮させられ、作中でも最強クラスの存在になる
- 主人公は強くないが、機体が強いので強い
もちろん、この分類に当てはまらない場合もあります。
そもそも主人公が弱い作品もありますしね。
1と2の要素を両方持ってるキャラもいますし、2と3の中間ぐらいのキャラもいるでしょう。
それに、キャラクターの（技量的、精神的な）成長もあるので、3→2or1になることもあります。
主人公が強くてもメカが強くないので、よく乗り捨てられる作品もあります(^^;)
あと、主人公と主役ロボの関係も、
- 性能がピーキーなのでまともに動かせるのが主人公しかおらず、結果的に専用機になってる
- 何らかの登録があり、主人公しか動かせない
- とくに制約は無いが、相性がいいのか、主人公が一番性能を引き出せる
とか、こういう「主人公が乗るしかない」設定があったりもします。
主人公ではありませんが『ガンダム0080』のクリスは珍しい例で、本人はテストパイロットを務めるくらい腕はいいハズなのに、搭乗したガンダムNT-1の性能に振り回されていたという感じでしたね。
フリットくんは上の分類だと、いまのところ3っぽいですね
『ガンダムシリーズ』では珍しく、他にパッと思いつくのは『MS IGLOO』のオリヴァー・マイぐらいでしょうか。
それに今回、フリット以外でも操縦できる、デシルが乗ってた方が強いことが分かってしまいました。
てっきり登録システムがあると思ってたんですけどね。
まあフリットとガンダムAGE-1の相性がいいのは間違いないでしょうし、本人もメカもパワーアップするでしょう。
いざとなれば、AGEビルダーの出番でしょうし(^^)
そんなわけで、今回のやり取りで自分の力不足をますます実感したフリットくん。
でも、彼が欲しているのは、ユリンやデシルと手が触れ合った時に感じた、そして恐らくは彼女達が持っているのであろう力。
バルガスがデシルを見て「どことなくお前さん（フリット）と雰囲気が似とる」と言ってたので、もしかしたらフリットも彼らと同じ力に目覚めるのかも知れません。
エミリーがヒロインらしく、戦いに馴染んでいくフリットを心配したりとか、
年下のデシルの前では、お兄ちゃんらしい一面を見せたフリットとか、
各キャラの色々な顔が見え始めた回でした。
次回も楽しみです(^o^)
どうでもいい話かも知れませんが、最後のコーナーでフリットがジェノアスの解説をしていました。
子供にも分かりづらいと思ったのか、「量産機」の意味を説明してたのですが、それなら「重力下」も説明した方がよいのでは(^^;)? とか思ってしまいました。
子供にも分かりづらいと思ったのか、「量産機」の意味を説明してたのですが、それなら「重力下」も説明した方がよいのでは(^^;)? とか思ってしまいました。
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