「やってみろよ、アセム。親父に勝つチャンスだぞ?」
2012.03.10 (Sat) | Category : アニメ(『ガンダムAGE』)
『機動戦士ガンダムAGE』第21話の感想です。
ディーヴァ一行は、遂に地球連邦軍総司令部〝ビッグリング〟に到着しました。
前回のゼハートとの戦いでの敗北、ビッグリングで再会した偉大な父・フリットの存在―
アセムは、自らがXラウンダーに覚醒していないことに焦りを覚えます・・・
ディーヴァ一行は、遂に地球連邦軍総司令部〝ビッグリング〟に到着しました。
前回のゼハートとの戦いでの敗北、ビッグリングで再会した偉大な父・フリットの存在―
アセムは、自らがXラウンダーに覚醒していないことに焦りを覚えます・・・
地球連邦軍総司令部〝ビッグリング〟は地球軌道上にあり、地球防衛の最終ラインとなっています。
なんか『ウルトラマンレオ』に出てきたMACステーション(最終話を待たずに壊滅した基地)みたいで、不吉さを感じます(^^;)
それはともかく、ビッグリングからは地球が見えます。
今まで宇宙空間(それとコロニー内、宇宙要塞内)が舞台だった『ガンダムAGE』も、いよいよ地球が舞台になる時が近づいてきました
・・・と思ったのですが、ディーヴァの地球行きは予定変更。
まさか、第2部では地球に行かないままだったりして(^u^;)
その地球行き変更をディーヴァクルーに告げたのは、ビッグリング司令官であるフリット。
アセムは久し振りに父と会えたのですが、
「『父さん』ではない。私はこの基地の司令官、フリット・アスノ中将だ」
と、厳しいことを言うフリット。
でも、次の瞬間、
「よく来たなアセム。お前の活躍、期待しているぞ」
と言って笑いかけました。
ちゃんと公私の使い分けが出来ているのでしょうが、単に最初のセリフを言ってみたかっただけのような気もします(^w^;)
なお、昔からの顔見知りであるミレース艦長やウルフさんにも、ほんの少し笑顔を見せるフリット。
2人より10歳ぐらい年下なのですが、フリットの方が貫禄があるような気が(^^;)
ちなみにディーヴァの予定を変更した理由は、ヴェイガンがビッグリングを狙って大規模攻撃をしてくるので、ディーヴァにも防衛にあたってほしいからです。
ヴェイガンの秘密作戦を掴んだあたり、この時代の情報部はかなり優秀みたいです。
第1部に出てきたグアバランさんがトップなのかも知れませんね(^^)/
こうして、しばらくビッグリングにいることになったディーヴァ一行。
今回は非戦闘時の各員にスポットが当たります。
新兵4人(アセム、アリーサ、マックス、オブライト)がビッグリング内を歩いていた時のことです。
「『次世代型パイロット特別訓練プログラム』だってさ。・・・何なんだこれ?」
アリーサの疑問に即座に答えるオブライト。
「次世代型のパイロットを育てようという特別訓練プログラムだ」
オブライトさん、それまんまだよ・・・(~_~;)
アリーサも呆れ顔です。
とはいえ、オブさんはちゃんと理解しているらしく、どういうテストなのかみんなに説明します。
そのアセムを見て、マックスも何やら企んでいるようです。
そんなこんなで、テストの時間が来ました。(その日の内にあったのか、別の日なのかは不明)
検査会場で前をよく見ずに歩いていたアセムがぶつかってしまった相手は・・・
「マックス少尉? やっぱり少尉もコレ、受けるんですね!」
「ち、違うぞ! 僕は別に、階級が下の君に戦績で負けてることが悔しいからじゃなくて・・・」
思いっきり本音が漏れてるうかつなマックスさん。
この人冒頭の訓練シーンでも、アセムの憂さ晴らしにつき合わされ、「僕の方が階級は上なんだぞ」とボヤいてました。
年齢と階級から考えると、士官学校をキチンと卒業し、それから超一級の戦艦であるディーヴァにパイロットとして配属されたと思われるので、結構プライドが高いのでしょう。
他のパイロット達と違って、縁故採用じゃないですしね。
(もっともマックスが配属された理由もハッキリしてないので、本人が思っているほど期待されてるとは限りませんが)
思わず本音を喋っちゃったので慌てて誤魔化そうとしますが、当のアセムはXラウンダー適正検査のことで頭がいっぱいなので、まったく気付いていません。
アセムがアホでよかったね(^o^)
でも、せっかくの誤魔化しの言い訳も、アセムが最後まで聞かないで移動したので台無しです。
「人の話は最後まで聞けよ!」
というか、他の3人は受けないのでしょうか?
理由を考えてみました。
ウルフ:もう歳だし、次世代プログラムなんか受けるつもりはない。
オブライト:欲が無いので、昇進にこだわっていない。それよりウルフの下で戦える現状に満足している。
アリーサ:搭乗経験を満たしていないからと、自ら辞退した。
アセムもXラウンダー判定目当てだし、まともに挑戦してるのはマックスさんだけ!!(^_^)
そして、試験の結果発表の時がやって来ました。
表示されたアセムの試験結果は―
Lactate Threshold TEST :A
Harteate Threshold TEST :A
Ventilation Threshold TEST :B
Microgravity Blood Lactate TEST :A
X-Rounder Aptitude TEST :D
Maximum Voluntary Contraction TEST :A
(上半分しか見えなかなかった) TEST :A
・・・・・・
殆んどが「A」なのに、肝心のXラウンダー判定が「D」という結果でした。
ショックで呆然とするアセム。
「アセム・アスノ! お前、なんかあったのか?」
あまりに呆けていたためか、試験官の上官が声をかけます。
「新人にしては悪くない成績だが、精神的な乱れがひどいぞ。ま、あまり焦らないことだ」
鋭く見抜いている&いいアドバイス送るな、この教官(^^)v
でも、今のアセムには逆効果(-_-;)
「焦って、何が悪いって言うんだ・・・」
ところで、上官曰く「新人にしては悪くない成績」だそうで、ということはもっと成績がいいパイロットもいそうです。
フリットとかウルフが受けてたら、「A」より上の「S」とかだったりして(^^)
ちなみにマックスさんは自分の成績を見て「まあ、こんなものだろう」と言いつつも自信アリ気でしたが、フリットの成績を見てショックを受けていました。
察するに、
Lactate Threshold TEST :B
Harteate Threshold TEST :B
Ventilation Threshold TEST :C
Microgravity Blood Lactate TEST :C
X-Rounder Aptitude TEST :?
Maximum Voluntary Contraction TEST :B
(上半分しか見えなかなかった) TEST :C
・・・・・・
みたいな感じで、「B」がそこそこで後は「C」といった感じでしょうか。
1つくらい「A」だったかも知れませんし、たぶん「D」は無いと見ました。
あ、でも、Xラウンダー判定は本人はどうでもよさそうだったので、「D」以下かも(^^;)
「New Type Aptitude TEST」だったなら「SSS」だったのに、声的に(^u^)>
そんなわけで、ショックに打ちひしげるアセム(とマックス)。
フリットから届いたビデオメールが更に追い討ちをかけます。
「アセム。特別訓練プログラムの結果を見せてもらった。Xラウンダー適正が「D」だったのは残念だが・・・。心配するな、お前は私の息子だ。私の血を引いてるかぎり、できるハズだ。私は信じているぞ」
ヒデェ。Xラウンダーの素質にしか関心が無いのかよ?(-_-;)
だいたい、自分の方はXラウンダーに覚醒するまで、大して強くなかったじゃん。
アセムの方がよっぽど優秀だよ。
でもアセムから見たら、父は今の自分より下の歳の時にXラウンダーに目覚めて、「コウモリ退治戦役」で大活躍という認識ですからね。
冒頭の訓練シーンでも、「俺はフリット・アスノの息子、アセム・アスノなんだ!」とか言ってたし、相当プレッシャーになってます。
面白くなさそうな顔で通路を歩いていたアセムに声をかけたのは、我らがウルフさん。
ウルフさんも当然テストの結果を聞いてたわけで、その話題を出した(しかも、褒めてくれた)のですが、アセムは
「Xラウンダーになれないなら、永遠に追いつけないじゃないか・・・」
と、テストが無意味だったかのようなことをぬかします(-_-;)
サッカーの試合で、「1点取られたから」と言って帰ろうとした若林源三(『キャプテン翼』)なみの発言です。
(ちなみに源三はその後、三上コーチに殴られました)
そもそもXラウンダーって、戦闘中に覚醒するか、女の子とキャッキャ♪ウフフ♪してたら目覚めるものだから、なれないと決まったわけでもないような気もしますが(^^;)
あくまで現時点での、試験という形で確かめられる範囲での判定ですからね。
それはともかく、ウルフさんは投げやり気味になってるアセムに言います。
「フッ、じゃあ軍を辞めるか? いつでも除隊届を受け取ってやるぞ?」
そう言われてハッとするアセム。
ムダにプライドが高いキャラだったらここで売り言葉に買い言葉で飛び出すところですが、アセムはそうではありません。
彼が軍に入ったのは、みんなを守る為、自分に出来る何かをする為だからです。
ゼハやフリットの存在に焦らされ、初心を忘れていたことに気付きました。
「憂さ晴らしできる所へ連れててやる」とアセムを誘って、ウルフさんが向かった先はマッドーナ工房。
遂にマッドーナのおやっさんが第2部にも登場しました!!
出迎えたおやっさん達とウルフのやり取りが、第1部での彼らの姿を思い出させます(^^)
ここで気になることがあります。
以前「バルガスを爺さん呼ばわりしてるけど、アンタも同い年でしょ!」とツッコんだ記事を書いたのですが、今月のホビージャパン(4月号)を見たらマッドーナの年齢は66歳と書いていました。
つまり、第1部では40歳だったことになり、55歳だったバルガスを爺さん呼ばわりしても不自然ではありません。
でも、去年の12月号には55歳と書いてるんだよな・・・(-_-;)
第1部の記事が間違っていたのか、上記のシーンがあったから変更したのか、のどちらかだと思われます。
・・・と思ったら、公式サイトではバルガスと同じ81歳になってたよ。どっちが正しいんだ?(-_-;)
工房に着いたアセムに親しく話しかけてくる青年、ロディ。
彼は、おやっさんことムクレド・マッドーナの息子です。
同じ親が有名人同士ということもあって、ロディはアセムに会ってみたかったようです。
父のやってることの凄さや、同じ道を進んでも父を超えられないかも知れないということを認めつつも、それでもロディは父と同じ道を選びました。
そして、父には出来ないこと、自分にしか出来ないことがあると気付いたと言います。
アセムと同じ立ち場ながら、年上だけあって少し先を行ってるという感じですね(^^)
ロディの言う「自分にしか出来ないこと」というのは、高度な戦闘シミュレーションマシンの開発でした。
機械関係なら何でも出来そうなおやっさんですが、「俺にはサッパリだからなぁ」とか言ってたので、OSとかのソフト面は苦手分野のようです。
まあ、この工房には沢山のスタッフがいるから、必要があれば任せているのでしょうけど。
そして、ウルフがアセムを連れて来たのも、ロディ作の戦闘シミュレーションマシンに乗せるためでした。
アセムが乗り込んで、シミュレーション開始!
機体データはガンダムAGE-2のものを入力してあります。
スクリーンに映し出されるターゲットは2体。
その機種は・・・
なんと、ガンダムAGE-1とゼイドラです!?
ご丁寧にAGE-1には「コウモリ退治戦役」時のデータ、つまりフリットが乗っていた時のデータが入っています。
フリットとゼハート。アセムが追いつきたい2人が同時に現れたことになります。
ウルフがディケと共謀してガンダムのコンピューターからデータを抜き出したことで、この最凶コンビが出現できたようです。
「それって、軍事機密漏洩じゃないですか!?」と2人の大胆さに呆れるアセム。
でも、それだけアセムのことを見てくれてるとはまだ理解してないようです。
相手が1人でも勝ち目は薄いのに、それを2人同時に相手しなくてはならない。
ヘラクレス・ファクトリーの教官、じゃなかった鬼の部隊長らしく、ムチャな要求を突きつける我らがウルフさん。
「くっ、いきなりこの2機が相手なんて・・・」
弱音を吐くアセムに、ウルフさんは言います。
「気楽にいけ。確かにフリットはスゴイ奴だ。だが、あいつのマネをする必要はない!」
そして、自分にやれることをやれと言うウルフ。
その言葉を聞いてアセムは、強敵2人に果敢に挑んでいきます。
ウルフさんは別に、フリットやゼハートに勝つ秘策や、Xラウンダーになる方法を知ってるわけではありません。
自分を見失ってたアセムに、ただガムシャラに戦わせてるだけです。
「そうだアセム! お前はお前だ! お前なりに強くなりゃいいんだよ!」
別にXラウンダーでも何でもないのに強いウルフさんが言うと説得力があります。
「本当に強い奴ってのはな、ここが強い奴を言うんだ!!」
そう言って、自分の胸を叩くウルフ。
やっぱり根性論だったのですが、アセムもすっかり感化され、機体が被弾しても怯まずゼイドラに一撃浴びせました。
とはいえ相手が強過ぎることもあり、アセムのガンダムはウルフの予想通り、3分も持たずに撃墜扱いとなりました。
でも、何かが吹っ切れたようで、アセムは「もう一度やらせて下さい!」と通信を送ります。
「いいぜ、気がすむまでつき合ってやる」
そう答えるウルフ。
結果しか見てないフリットとは違い、ホントにウルフさんはアセムの扱いが上手いです(^^)
「俺なりに強く!!」
再び始まったシミュレーションで、アセムはそう叫びました。
そして、いよいよビッグリング防衛作戦の時が迫ってきました。
司令官であるフリットは、ビッグリングに集まった兵士達に戦意高揚の演説を行っていました。
それを聞いてるアセムの顔に、もう迷いの色は見られません。
あ、それからこの場面、ロマリーとアリーサが並んで演説を聞いていました。
初めて2人のヒロイン(?)が同一画面に収まったわけですが、会話はありませんでした。
そもそもこの2人って、仲いいんでしょうか? 気になるところです(^^)
一方その頃、ヴェイガンはビッグリング攻略の準備をしていました。
イゼルカント様の期待に応えることを誓うゼハート。
ダズから準備が整ったことを聞いたゼハートは、全艦に指令を下します。
「作戦開始! 目標、地球連邦軍総司令部〝ビッグリング〟!」
アセムとゼハート。
2人の再戦の時も近づいてきました・・・
そうそう。
今週他に気になったことも書いておきます。
前回の戦闘で愛機ジェノアスⅡの左脚の反応がおかしかったので、ディケ整備長に整備記録を見せてもらいに行ったオブライトさん。
ディケはジェノアスⅡを担当しておらず(ガンダムの整備で手一杯なのでしょうね)、担当者を呼びました。
その担当者がレミ・ルース。
オープニングでディケと並んでいるメガネのお下げ髪のメカニックです。
(というか、今までディケの嫁かと思ってました(^^;)>)
そのレミを見て、ドキッとしたオブライトさん。
これまでのカタブツとは違って一面を見せ、これはオブさん、春が来るのでしょうか?
まあ、姉ちゃんの方はメカフェチっぽいですけど(^_^;)
あと、最近出番が少なかったロマリー。
アセムが試験を終えた時、ばったり出くわしました。
やっぱりというか、最近2人は全然会ってなかったようで、話すのも久し振りのようです。
(ヒロインなのにロクに登場しなかったのは演出だったようです)
アセムが試験を受けてたと聞き、「頑張ってるんだ、アセム」と言うロマリー。
もっと強くなりたいと言うアセムに、ロマリーは聞きます。
「アセムは、どうしてそんなに強くなりたいの?」
「もっとちゃんと戦えるようになりたいんだ。もっと! ・・・あっ!」
悲しげな顔をしているロマリーを見て、思わず卒業式の日のことを思い出すアセム。
アセムは、この前の戦闘で戦った赤いMS(ゼイドラ)にゼハートが乗っていたことを話します。
「まさか・・・ゼハートと話が出来たの?」
「あ? あ、うん。あいつ、変わったよ・・・」
アセムの言葉を聞いて、ボソッと呟くロマリー。
「そうなんだ・・・。いいなぁ・・・」
その言葉に「えっ!?」と驚くアセム。
「あ、ううん、何でもない!」と誤魔化すロマリー。
何でもないと言われてもな・・・(^u^;)
「そっかぁ・・・。ゼハートに会ったんだぁ・・・」
その言葉をアセムは呆然と聞いてました。
流れ的には、ロマリーがゼハートに会いたいと思ってて、それを知ったアセムがショックを受けた、って感じですがどうなんでしょう?
今までアセムってロマリーのことをそんなに意識してなさそうだったのですが、ロマリーの言葉を聞いて急に意識し出したのでしょうか?
この後の場面、テスト結果を見てXラウンダー適正が低いと知り、ゼハにいろんな面で負けてると思ったからふて腐れたと取ることもできそうです。
でもロマリーの「いいなぁ」は、ゼハートに会えたことに対してじゃなく、アセムが頑張ってることやゼハが変わったことに対して言ってそうな感じもするんですよね。
ロマリー自体、何考えているか分からない面がありますので、まだチャンスはあるぜ、アセム(^v^)v
そんなわけで、次回も楽しみです。
なんか『ウルトラマンレオ』に出てきたMACステーション(最終話を待たずに壊滅した基地)みたいで、不吉さを感じます(^^;)
それはともかく、ビッグリングからは地球が見えます。
今まで宇宙空間(それとコロニー内、宇宙要塞内)が舞台だった『ガンダムAGE』も、いよいよ地球が舞台になる時が近づいてきました
・・・と思ったのですが、ディーヴァの地球行きは予定変更。
まさか、第2部では地球に行かないままだったりして(^u^;)
その地球行き変更をディーヴァクルーに告げたのは、ビッグリング司令官であるフリット。
アセムは久し振りに父と会えたのですが、
「『父さん』ではない。私はこの基地の司令官、フリット・アスノ中将だ」
と、厳しいことを言うフリット。
でも、次の瞬間、
「よく来たなアセム。お前の活躍、期待しているぞ」
と言って笑いかけました。
ちゃんと公私の使い分けが出来ているのでしょうが、単に最初のセリフを言ってみたかっただけのような気もします(^w^;)
なお、昔からの顔見知りであるミレース艦長やウルフさんにも、ほんの少し笑顔を見せるフリット。
2人より10歳ぐらい年下なのですが、フリットの方が貫禄があるような気が(^^;)
ちなみにディーヴァの予定を変更した理由は、ヴェイガンがビッグリングを狙って大規模攻撃をしてくるので、ディーヴァにも防衛にあたってほしいからです。
ヴェイガンの秘密作戦を掴んだあたり、この時代の情報部はかなり優秀みたいです。
第1部に出てきたグアバランさんがトップなのかも知れませんね(^^)/
こうして、しばらくビッグリングにいることになったディーヴァ一行。
今回は非戦闘時の各員にスポットが当たります。
新兵4人(アセム、アリーサ、マックス、オブライト)がビッグリング内を歩いていた時のことです。
「『次世代型パイロット特別訓練プログラム』だってさ。・・・何なんだこれ?」
アリーサの疑問に即座に答えるオブライト。
「次世代型のパイロットを育てようという特別訓練プログラムだ」
オブライトさん、それまんまだよ・・・(~_~;)
アリーサも呆れ顔です。
とはいえ、オブさんはちゃんと理解しているらしく、どういうテストなのかみんなに説明します。
- フリットが発案したプログラム。
- 様々な訓練メニューを通してパイロットの特性を分析し、それを基に総合戦闘力の高いパイロットを育成しようという計画。
- 5年以上のMS搭乗経験があるパイロットが一応対象であるが、特に制限はないので誰でも受けられる。
- Xラウンダーとしての適正も分かる。
そのアセムを見て、マックスも何やら企んでいるようです。
そんなこんなで、テストの時間が来ました。(その日の内にあったのか、別の日なのかは不明)
検査会場で前をよく見ずに歩いていたアセムがぶつかってしまった相手は・・・
「マックス少尉? やっぱり少尉もコレ、受けるんですね!」
「ち、違うぞ! 僕は別に、階級が下の君に戦績で負けてることが悔しいからじゃなくて・・・」
思いっきり本音が漏れてるうかつなマックスさん。
この人冒頭の訓練シーンでも、アセムの憂さ晴らしにつき合わされ、「僕の方が階級は上なんだぞ」とボヤいてました。
年齢と階級から考えると、士官学校をキチンと卒業し、それから超一級の戦艦であるディーヴァにパイロットとして配属されたと思われるので、結構プライドが高いのでしょう。
他のパイロット達と違って、縁故採用じゃないですしね。
(もっともマックスが配属された理由もハッキリしてないので、本人が思っているほど期待されてるとは限りませんが)
思わず本音を喋っちゃったので慌てて誤魔化そうとしますが、当のアセムはXラウンダー適正検査のことで頭がいっぱいなので、まったく気付いていません。
アセムがアホでよかったね(^o^)
でも、せっかくの誤魔化しの言い訳も、アセムが最後まで聞かないで移動したので台無しです。
「人の話は最後まで聞けよ!」
というか、他の3人は受けないのでしょうか?
理由を考えてみました。
ウルフ:もう歳だし、次世代プログラムなんか受けるつもりはない。
オブライト:欲が無いので、昇進にこだわっていない。それよりウルフの下で戦える現状に満足している。
アリーサ:搭乗経験を満たしていないからと、自ら辞退した。
アセムもXラウンダー判定目当てだし、まともに挑戦してるのはマックスさんだけ!!(^_^)
そして、試験の結果発表の時がやって来ました。
表示されたアセムの試験結果は―
Lactate Threshold TEST :A
Harteate Threshold TEST :A
Ventilation Threshold TEST :B
Microgravity Blood Lactate TEST :A
X-Rounder Aptitude TEST :D
Maximum Voluntary Contraction TEST :A
(上半分しか見えなかなかった) TEST :A
・・・・・・
殆んどが「A」なのに、肝心のXラウンダー判定が「D」という結果でした。
ショックで呆然とするアセム。
「アセム・アスノ! お前、なんかあったのか?」
あまりに呆けていたためか、試験官の上官が声をかけます。
「新人にしては悪くない成績だが、精神的な乱れがひどいぞ。ま、あまり焦らないことだ」
鋭く見抜いている&いいアドバイス送るな、この教官(^^)v
でも、今のアセムには逆効果(-_-;)
「焦って、何が悪いって言うんだ・・・」
ところで、上官曰く「新人にしては悪くない成績」だそうで、ということはもっと成績がいいパイロットもいそうです。
フリットとかウルフが受けてたら、「A」より上の「S」とかだったりして(^^)
ちなみにマックスさんは自分の成績を見て「まあ、こんなものだろう」と言いつつも自信アリ気でしたが、フリットの成績を見てショックを受けていました。
察するに、
Lactate Threshold TEST :B
Harteate Threshold TEST :B
Ventilation Threshold TEST :C
Microgravity Blood Lactate TEST :C
X-Rounder Aptitude TEST :?
Maximum Voluntary Contraction TEST :B
(上半分しか見えなかなかった) TEST :C
・・・・・・
みたいな感じで、「B」がそこそこで後は「C」といった感じでしょうか。
1つくらい「A」だったかも知れませんし、たぶん「D」は無いと見ました。
あ、でも、Xラウンダー判定は本人はどうでもよさそうだったので、「D」以下かも(^^;)
「New Type Aptitude TEST」だったなら「SSS」だったのに、声的に(^u^)>
そんなわけで、ショックに打ちひしげるアセム(とマックス)。
フリットから届いたビデオメールが更に追い討ちをかけます。
「アセム。特別訓練プログラムの結果を見せてもらった。Xラウンダー適正が「D」だったのは残念だが・・・。心配するな、お前は私の息子だ。私の血を引いてるかぎり、できるハズだ。私は信じているぞ」
ヒデェ。Xラウンダーの素質にしか関心が無いのかよ?(-_-;)
だいたい、自分の方はXラウンダーに覚醒するまで、大して強くなかったじゃん。
アセムの方がよっぽど優秀だよ。
でもアセムから見たら、父は今の自分より下の歳の時にXラウンダーに目覚めて、「コウモリ退治戦役」で大活躍という認識ですからね。
冒頭の訓練シーンでも、「俺はフリット・アスノの息子、アセム・アスノなんだ!」とか言ってたし、相当プレッシャーになってます。
面白くなさそうな顔で通路を歩いていたアセムに声をかけたのは、我らがウルフさん。
ウルフさんも当然テストの結果を聞いてたわけで、その話題を出した(しかも、褒めてくれた)のですが、アセムは
「Xラウンダーになれないなら、永遠に追いつけないじゃないか・・・」
と、テストが無意味だったかのようなことをぬかします(-_-;)
サッカーの試合で、「1点取られたから」と言って帰ろうとした若林源三(『キャプテン翼』)なみの発言です。
(ちなみに源三はその後、三上コーチに殴られました)
そもそもXラウンダーって、戦闘中に覚醒するか、女の子とキャッキャ♪ウフフ♪してたら目覚めるものだから、なれないと決まったわけでもないような気もしますが(^^;)
あくまで現時点での、試験という形で確かめられる範囲での判定ですからね。
それはともかく、ウルフさんは投げやり気味になってるアセムに言います。
「フッ、じゃあ軍を辞めるか? いつでも除隊届を受け取ってやるぞ?」
そう言われてハッとするアセム。
ムダにプライドが高いキャラだったらここで売り言葉に買い言葉で飛び出すところですが、アセムはそうではありません。
彼が軍に入ったのは、みんなを守る為、自分に出来る何かをする為だからです。
ゼハやフリットの存在に焦らされ、初心を忘れていたことに気付きました。
「憂さ晴らしできる所へ連れててやる」とアセムを誘って、ウルフさんが向かった先はマッドーナ工房。
遂にマッドーナのおやっさんが第2部にも登場しました!!
出迎えたおやっさん達とウルフのやり取りが、第1部での彼らの姿を思い出させます(^^)
ここで気になることがあります。
以前「バルガスを爺さん呼ばわりしてるけど、アンタも同い年でしょ!」とツッコんだ記事を書いたのですが、今月のホビージャパン(4月号)を見たらマッドーナの年齢は66歳と書いていました。
つまり、第1部では40歳だったことになり、55歳だったバルガスを爺さん呼ばわりしても不自然ではありません。
でも、去年の12月号には55歳と書いてるんだよな・・・(-_-;)
第1部の記事が間違っていたのか、上記のシーンがあったから変更したのか、のどちらかだと思われます。
・・・と思ったら、公式サイトではバルガスと同じ81歳になってたよ。どっちが正しいんだ?(-_-;)
工房に着いたアセムに親しく話しかけてくる青年、ロディ。
彼は、おやっさんことムクレド・マッドーナの息子です。
同じ親が有名人同士ということもあって、ロディはアセムに会ってみたかったようです。
父のやってることの凄さや、同じ道を進んでも父を超えられないかも知れないということを認めつつも、それでもロディは父と同じ道を選びました。
そして、父には出来ないこと、自分にしか出来ないことがあると気付いたと言います。
アセムと同じ立ち場ながら、年上だけあって少し先を行ってるという感じですね(^^)
ロディの言う「自分にしか出来ないこと」というのは、高度な戦闘シミュレーションマシンの開発でした。
機械関係なら何でも出来そうなおやっさんですが、「俺にはサッパリだからなぁ」とか言ってたので、OSとかのソフト面は苦手分野のようです。
まあ、この工房には沢山のスタッフがいるから、必要があれば任せているのでしょうけど。
そして、ウルフがアセムを連れて来たのも、ロディ作の戦闘シミュレーションマシンに乗せるためでした。
アセムが乗り込んで、シミュレーション開始!
機体データはガンダムAGE-2のものを入力してあります。
スクリーンに映し出されるターゲットは2体。
その機種は・・・
なんと、ガンダムAGE-1とゼイドラです!?
ご丁寧にAGE-1には「コウモリ退治戦役」時のデータ、つまりフリットが乗っていた時のデータが入っています。
フリットとゼハート。アセムが追いつきたい2人が同時に現れたことになります。
ウルフがディケと共謀してガンダムのコンピューターからデータを抜き出したことで、この最凶コンビが出現できたようです。
「それって、軍事機密漏洩じゃないですか!?」と2人の大胆さに呆れるアセム。
でも、それだけアセムのことを見てくれてるとはまだ理解してないようです。
相手が1人でも勝ち目は薄いのに、それを2人同時に相手しなくてはならない。
ヘラクレス・ファクトリーの教官、じゃなかった鬼の部隊長らしく、ムチャな要求を突きつける我らがウルフさん。
「くっ、いきなりこの2機が相手なんて・・・」
弱音を吐くアセムに、ウルフさんは言います。
「気楽にいけ。確かにフリットはスゴイ奴だ。だが、あいつのマネをする必要はない!」
そして、自分にやれることをやれと言うウルフ。
その言葉を聞いてアセムは、強敵2人に果敢に挑んでいきます。
ウルフさんは別に、フリットやゼハートに勝つ秘策や、Xラウンダーになる方法を知ってるわけではありません。
自分を見失ってたアセムに、ただガムシャラに戦わせてるだけです。
「そうだアセム! お前はお前だ! お前なりに強くなりゃいいんだよ!」
別にXラウンダーでも何でもないのに強いウルフさんが言うと説得力があります。
「本当に強い奴ってのはな、ここが強い奴を言うんだ!!」
そう言って、自分の胸を叩くウルフ。
やっぱり根性論だったのですが、アセムもすっかり感化され、機体が被弾しても怯まずゼイドラに一撃浴びせました。
とはいえ相手が強過ぎることもあり、アセムのガンダムはウルフの予想通り、3分も持たずに撃墜扱いとなりました。
でも、何かが吹っ切れたようで、アセムは「もう一度やらせて下さい!」と通信を送ります。
「いいぜ、気がすむまでつき合ってやる」
そう答えるウルフ。
結果しか見てないフリットとは違い、ホントにウルフさんはアセムの扱いが上手いです(^^)
「俺なりに強く!!」
再び始まったシミュレーションで、アセムはそう叫びました。
そして、いよいよビッグリング防衛作戦の時が迫ってきました。
司令官であるフリットは、ビッグリングに集まった兵士達に戦意高揚の演説を行っていました。
それを聞いてるアセムの顔に、もう迷いの色は見られません。
あ、それからこの場面、ロマリーとアリーサが並んで演説を聞いていました。
初めて2人のヒロイン(?)が同一画面に収まったわけですが、会話はありませんでした。
そもそもこの2人って、仲いいんでしょうか? 気になるところです(^^)
一方その頃、ヴェイガンはビッグリング攻略の準備をしていました。
イゼルカント様の期待に応えることを誓うゼハート。
ダズから準備が整ったことを聞いたゼハートは、全艦に指令を下します。
「作戦開始! 目標、地球連邦軍総司令部〝ビッグリング〟!」
アセムとゼハート。
2人の再戦の時も近づいてきました・・・
そうそう。
今週他に気になったことも書いておきます。
前回の戦闘で愛機ジェノアスⅡの左脚の反応がおかしかったので、ディケ整備長に整備記録を見せてもらいに行ったオブライトさん。
ディケはジェノアスⅡを担当しておらず(ガンダムの整備で手一杯なのでしょうね)、担当者を呼びました。
その担当者がレミ・ルース。
オープニングでディケと並んでいるメガネのお下げ髪のメカニックです。
(というか、今までディケの嫁かと思ってました(^^;)>)
そのレミを見て、ドキッとしたオブライトさん。
これまでのカタブツとは違って一面を見せ、これはオブさん、春が来るのでしょうか?
まあ、姉ちゃんの方はメカフェチっぽいですけど(^_^;)
あと、最近出番が少なかったロマリー。
アセムが試験を終えた時、ばったり出くわしました。
やっぱりというか、最近2人は全然会ってなかったようで、話すのも久し振りのようです。
(ヒロインなのにロクに登場しなかったのは演出だったようです)
アセムが試験を受けてたと聞き、「頑張ってるんだ、アセム」と言うロマリー。
もっと強くなりたいと言うアセムに、ロマリーは聞きます。
「アセムは、どうしてそんなに強くなりたいの?」
「もっとちゃんと戦えるようになりたいんだ。もっと! ・・・あっ!」
悲しげな顔をしているロマリーを見て、思わず卒業式の日のことを思い出すアセム。
アセムは、この前の戦闘で戦った赤いMS(ゼイドラ)にゼハートが乗っていたことを話します。
「まさか・・・ゼハートと話が出来たの?」
「あ? あ、うん。あいつ、変わったよ・・・」
アセムの言葉を聞いて、ボソッと呟くロマリー。
「そうなんだ・・・。いいなぁ・・・」
その言葉に「えっ!?」と驚くアセム。
「あ、ううん、何でもない!」と誤魔化すロマリー。
何でもないと言われてもな・・・(^u^;)
「そっかぁ・・・。ゼハートに会ったんだぁ・・・」
その言葉をアセムは呆然と聞いてました。
流れ的には、ロマリーがゼハートに会いたいと思ってて、それを知ったアセムがショックを受けた、って感じですがどうなんでしょう?
今までアセムってロマリーのことをそんなに意識してなさそうだったのですが、ロマリーの言葉を聞いて急に意識し出したのでしょうか?
この後の場面、テスト結果を見てXラウンダー適正が低いと知り、ゼハにいろんな面で負けてると思ったからふて腐れたと取ることもできそうです。
でもロマリーの「いいなぁ」は、ゼハートに会えたことに対してじゃなく、アセムが頑張ってることやゼハが変わったことに対して言ってそうな感じもするんですよね。
ロマリー自体、何考えているか分からない面がありますので、まだチャンスはあるぜ、アセム(^v^)v
そんなわけで、次回も楽しみです。
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