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「ただの男の子です・・・。フリットは、ただの男の子なんです・・・」

2011.11.14 (Mon) Category : アニメ(『ガンダムAGE』)

(本文は11月18日に完成しました)
 
『機動戦士ガンダムAGE』第6話を見ました(^o^)
すっかり遅くなりましたが、感想でも。
 
前回からコロニー“ファーデーン”に訪れてるフリットくん一行
ディーヴァから降りずに戦うことを決めたフリットに反発して、エイミーは艦を飛び出します。
エイミーを追いかけて、ファーデーンの街へとやって来たフリット。
そこで2人は、突然起こった戦闘に巻き込まれます。
一方、艦が停泊中のこの期に、グルーデック艦長ウルフは、それぞれ独自の行動をしていました。
 
今回フリット達が出会ったイワークが語る、この時代より前の出来事
世界が大きな2つの勢力ザラム連合エウバ同盟に分かれて起こった、人類史上最大の宇宙戦争「コロニー国家戦争」
おびただしい犠牲の末、締結された「銀の杯条約」
この条約の締結により、地球連邦が生まれ、地球圏の紛争は無くなったと宣言。
そして、人類は兵器であるMSを廃棄していきます。
未知なる敵・UEが攻めてきたのは、そのすぐ後の時期で、『ガンダムAGE』の物語はその時から始まったわけですが、
 
かつての戦争の時の憎しみが消えてなかった人々は、何世代後になっても同じ人類同士で争っていた・・・

 
人類共通の敵である(と思われている)UEが出現している状況に置いてもなお、お互いの主張を譲らずに争う2つの勢力
コロニー内の戦闘から街を護る防護壁は、皮肉にもUE相手ではなく人類同士の戦闘で使用。
イワークらファーデーンの貧しい人々の住みかは、コロニーの内壁と外壁の間のエリアという、歴代『ガンダムシリーズ』でも一二を争う劣悪な環境
これまでも、他のコロニーへのUEの襲撃を遠い世界の出来事にしか思っていない住人達が出てきたり、いざUEが襲ってきたら自分達の身の安全しか考えてない軍人達が出てきたりしてましたが、今回の話はそれ以上に人類の身勝手さが描かれています。
いかにも『AGE』らしい重い描写です。
 
・・・ただ、肝心のコロニー内の2つの勢力の紛争が迫力が無いんですよね(^_^;)
 
いや、人が死んだり街が破壊されていく描写が無いのは(『AGE』の視聴ターゲット層への配慮的に)構わないのですが、ドンパチやらかしてるMSのすぐ足元でフリットとエイミーが悠長に話している(ようにしか見えない)のはどうかと(^_^;)?
その2つの勢力のMS同士の戦いも、正面から互いのマシンガンで撃ち合いしてるのにダメージを受けてる様子も無いし。(コロニーへの被害を抑える為に火力を下げてるのでしょうけど)
爆発音がしたり、防護壁が衝撃を受けてる場面はあったので、フレーム外で撃墜されてるとは思いますが。
また、直前まで戦っていたのに、介入するイワークやフリットのMSが現れると、一緒に並んで迎撃開始するんですよね(^u^;)
お前ら、仲良しじゃねーか!?
まあ、イレギュラーな存在は早めに潰したいという共通認識かも知れませんが。
そのくせUEが出現する前にちゃっかり退却してるし、UEが撤退したらまた姿を現して(ザラムの方だけですが)フリットを包囲します。
ちなみに、捕らえる理由はコロニーに被害を与えたから。
自分達のやってるドンパチは棚に上げ(相手の勢力のせいにしてるんだろうな)、急に自衛団みたいなことをやり出すザラム一派。
(もっとも、彼らの使ってるヘッポコマシンガンと違ってメチャクチャ威力のあるドッズライフルをUEバクトに弾かれまくっていたので、フリットのせいと言われても一理あるのですが(^_^;))
まあ彼らのリーダー、ドン・ボヤージはUEとの戦闘をモニター越しに見ているので、そのドンの指示の可能性が高いですが。
フリットもフリットで、誤解を解きたいというのもあるんでしょうが、大人しく投降するみたいです。
別にガンダムがパワーダウンしたわけでもないし、エイミー達が人質に取られたわけでもないので、充分振り払えるよな? ついさっきまで戦っていた連中が相手だし(^_^;)
 
腑に落ちない点も多いのですが、今回の話は「人類が武器を手放せなかった」という話なので、何となく納得も出来ます(^_^)
UEが出現したからとはいえ、連邦軍はMSを作っています。(もちろんフリットも)
ウルフさんは、民間ながらMSを開発をしているマッドーナ工房と繋がりがあることが分かりました。
今回登場したイワークのデスペラードのような作業用のMSも存在してます。
そして、グルーデック艦長が接触したのは、旧国家派閥「ザラム」のリーダー、ドン・ボヤージ
彼らは密かにMSを開発したり、破棄されたMSのデータを売買したりして、争いを利用して私腹を肥やしているようです。しかも、MSだけでなく戦艦まで所有しているようです。
おそらくは、敵対勢力のエウバ側にもバックに同様の存在がいるのではないでしょうか?
なので、2つの勢力の争いなのに、よせばいいのにわざわざ同じコロニー内に住んでいるのは、ファーデーンを兵器の運用開発の地にしていると考えれば合点がいきます。
よそ者のフリット達が知らない防護壁が作られてるのもそれっぽいです。
両陣営のバックにいる存在は、互いに手を結んでいるとまではいかなくても、相手が滅ぶと自分達の兵器のテストが出来なくなるので、本気で戦うのを避けさせてるのではないでしょうか。
そう考えると、あのイマイチ迫力の無い戦闘(^_^;)も納得できます。

・・・・・・
 
まさかとは思いますが、UEとも手を結んでたらどうしよう(^^;)?
でも、UEバクトの出現・撤退のタイミングが都合よすぎるしなぁ・・・(^_^;)

 
イワークは自分たち最下層に住む者を「ファーデーンにできた影」と称してましたが、「ファーデーンの光」と呼ぶべき「裕福な」「上のやつら」は満足な生活をおくれているのでしょうか?
前回フリットの友達ディケがファーデーンに来れてはしゃいでいたので、パッと見はよさそうですが。
(そう言えば、今回ディケが出てこなかったけど、まだ見物から帰ってきてないのか?)
フリットが争いを「意味がない」と言ったり、ディーヴァのクルー達が内戦を見て「愚かなコロニー」と称してました。
UEが存在するという現実を受け止めてるというのもあるでしょうが、彼らから見たら非常識な行動に見えるのでしょう。
たぶん、
極端な主義者は他のコロニーでは受け入れてもらえず、でも裕福な暮らしが出来るくらいのお金はある。
そんな連中が、敵も味方も関係なく受け入れてくれるファーデーンに集まった。
前回登場した現地駐留の連邦軍も裏でいろいろしてるみたいだったし、ファーデーンではお金があれば何でもできるのでしょう。
(で、そのしわ寄せで、元から住んでた貧しい人達は地下へと追い出された)
対立してる連中はいるものの、ここなら自分達の主義・主張が声高に叫べる、兵器を供給してくれる連中もいる、なのでそれなりに満足している
って、いったところでしょうか?
 
この辺は、次回明かされるといいのですが。
 
 
今回の残りの見所を手短かに。
 
グルーデック艦長、またも暗躍。
ドンと接触して戦艦4隻を要求、報酬は軍が所有する兵器データベースを提供。
でも、戦艦4隻(と搭載されるであろうMS)を動かす人員はどう集めるのだろう?
いや、きっと、既に手を打ってそうではあります(^_^;)
手段を選ばないのは、家族(妻と娘)が住んでたコロニーを破壊したUEへの復讐の為。
エイミーが言うように、本来は優しい人なのでしょう。
 
ウルフさん、マッドーナ工房に新型開発を依頼。(色はもちろん白)
工場長のおっちゃんも「伝説」のガンダムの名を聞いて、やる気マンマン。
でも、民間人が兵器開発していいのか? ウルフさん、付き合って大丈夫なの?
いいんだよ、ヤツはエースだから!(たぶん)
次回、パワーアップしたウルフさんが、君の目の前に現れる!?
出るか、必殺・合掌ひねり!!
 
初登場なのに、世界観の説明役から、フリット達とのふれあい、MSの操縦まで見せたイワークさん
そのMSも、一目で作業用と分かるステキデザイン&カラー。
しかも、名前はデスペラード。カッコよすぎ。
ヒートシャベルとヒートツルハシもイカシてました。戦闘用MS1機倒してたし。
(NGワード:もうガンダムにイワークさん乗せた方がいいんじゃね?)
キワモノとカッコよさは紙一重。見せ方で魅力が変わるという良い例でした。
 
 
次回は久し振りにAGEシステム(AGEビルダー)が使われます。
いろいろと楽しみです(^o^)
 

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