『闘将!!拉麵男』復活!!
2021.08.18 (Wed) | Category : ゆで(新作『キン肉マン』)
(本文は8月18日、24日、26日に書いています)
↑の画像の18日発売の「グランドジャンプ」18号に、あの『闘将!!拉麵男(たたかえ!!ラーメンマン)』の新作が掲載されました!!
実に32年ぶりとなるそうです。
(以下、人によってはネタバレになってします恐れがあります。『闘将!!拉麺男』に関して一切のネタバレを知りたくない方は読まない方がいいかと思います)
↑の画像の18日発売の「グランドジャンプ」18号に、あの『闘将!!拉麵男(たたかえ!!ラーメンマン)』の新作が掲載されました!!
実に32年ぶりとなるそうです。
(以下、人によってはネタバレになってします恐れがあります。『闘将!!拉麺男』に関して一切のネタバレを知りたくない方は読まない方がいいかと思います)
『闘将!!拉麵男』といえば、ゆでたまご先生の大傑作スペクタル漫画。
同じゆで先生の名作『キン肉マン』に登場する ラーメンマン を主役に据えた作品です。
といっても、『キン肉マン』とはパラレルの関係であり、ラーメンマンのデザインと名前が同じでも別人で、別世界の作品となっています。
ただし両作品で共通する要素も多く(技の名前、拳法の流派名など)、本作独自の設定も今後『キン肉マン』の方のラーメンマンに反映される可能性も充分あります。
尚、本作の主人公のラーメンマンは修行卒業の際に「美来斗利偉・拉麵男(ビクトリー・ラーメンマン)」の名を授かったので、以下「拉麵男」と記します。
さて、今回いちばん気になった事といえば、旧作との繋がりでしょう。
旧作を読んでいた方はご存知でしょうが、『闘将!!拉麵男』は掲載誌だった「フレッシュジャンプ」休刊にあわせて連載を終了しました。
仲間から「真の強さを持つ者」と激励の言葉を受けた拉麵男は、悪党達も元からの悪人ではなかったろうと同情しつつも、
「しかし わたしは戦う!! おまえたちが 悪という名の川の内側で泳ぎ続ける限りーーっ!!」
と、これからも悪の心と戦い続けること宣言するというラスト。
作品テーマを掲げる、綺麗な収まり方でした。
が、問題は…
拉麵男とその仲間たちが出場している武術大会の途中で最終回を迎えているのです。
- 優勝者を幼き皇帝のお守り役として任命する大会に、野望を持った悪人たちが参加しているという緊迫した状況。
- 更に、拉麵男の弟子の問題児シューマイが捕まっている。
- あまり頼りにならない仲間たちが全員倒れされている絶望感。(いつものこと)
- 三人組の悪党「三打鐘(トライアングル)兄弟」の1人目を1回戦で雑に倒し、準決勝で2人目に戦いを挑んだところで上記のラストシーン。
- 三兄弟のリーダー格は、いち早く決勝進出を決めている。
という感じなので、どうにも打ち切り感が拭えません。
最終回自体、スピーディなテンポと名シーンの連続で読みごたえがある一方、この大会編の冒頭の出来事から予選終了までをジックリ描いてきたのとは違う急展開ぶりとなってました。
まあ、三兄弟を次々と倒して拉麵男が優勝。シューマイは無事救出。悪人たちは(場合によっては)改心。死んだ仲間たちは実は生きていた(又は、次シリーズで何の説明もなく生き返っている)という展開になったであろうとは予想できます。
でも、それを見たかった。いや、その予想を上回る展開となっていたかもしれないから、尚更それを見たかった。『闘将!!拉麵男』を名作だと思うからこそ、いつか幻となった完結編を読みたかったのです。
そこへきて、今回の新作の話。
いよいよ、完結編が読めるのか――!?
結論からいうと、今回の新作は連載ラストの続きからではありませんでした。
というか、本編よりも後の時間軸の話でもなかった(たぶん)ので、あの大会がどうなったのか不明のままです。
まあ大会ラストがどうなるか、まだまだお楽しみは残されたとも言えますが。
で、今回の話について。
明確にはされていませんが、本編の前半から中盤ぐらいにあたる時期のエピソードだと思われます。
新キャラを登場させつつ、旧作から意外なキャラを再登場させて絡ませているのがいい感じ。
シリアスな要素を入れつつ、ツッコミどころもあるのがいかにも『拉麵男』で、それを今のゆで先生の画力で見られる喜び。
単発の読み切り作品として、きれいにまとまっていました。
惜しむらくは、1話完結のストーリーにする都合上、登場するキャラがかなり絞られていたことです。まだ読んでいない方の為に具体的な名は伏せますが、あの味方キャラ、あの敵キャラも登場してほしかった、というのはあります。(もっともページ数の都合もあるから、もし出たとしても敵キャラはヤラレ役、味方キャラはかませ役となった可能性が高いでしょうが)
あのパンツ一丁の弟子も出てないのも残念。トラブルメーカー的な行動を起こす一方、拉麵男とのやり取りに情緒を感じさせたりと、旧作では欠かせないキャラでしたから。
ネタバレも少なからず含んだ内容なので、この本文公開は発売日よりも1週間以上後にしました。まだ「グランドジャンプ」次号発売まで日数があり、掲載号を置いているお店は多いと思います。気になった方は、是非買って読んでみてください。
以上、『闘将!!拉麵男』新作読み切りについてでした。
また『拉麵男』の新作について語れる日が来ることを願っています。
(8月27日追記。画像を貼り、それにあわせて本文も一部修正しました)
(9月11日追記。「拉麵男」が「拉麺男」になっていたので修正。本文も手直ししました)
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