始祖戦終了! そして―
2015.02.01 (Sun) | Category : ゆで(新作『キン肉マン』)
(本文は2月2日に書いています)
Web連載中の『キン肉マン』新シリーズ。
1月29日に引き続き、アシュラマン VS 完璧・陸式(パーフェクト・シックス)ジャスティスマンの感想です。
死んでいった仲間たちの腕を借り、遂に6本の腕に戻ったアシュラマン。
ここから逆襲が始まるのか――?
Web連載中の『キン肉マン』新シリーズ。
1月29日に引き続き、アシュラマン VS 完璧・陸式(パーフェクト・シックス)ジャスティスマンの感想です。
死んでいった仲間たちの腕を借り、遂に6本の腕に戻ったアシュラマン。
ここから逆襲が始まるのか――?
再び6本の腕になったアシュラマンが繰り出す竜巻地獄!!
ジャスティスマンはさばき損ね、この試合で初めてまともにヒットしました。
威力が増した技に驚くジャスティスマンに、アシュラマンは言います。今の腕には、それぞれに別々の悪魔超人達の決意と魂が宿っていると。
「阿修羅面… 怒り!」
来ました! もっとも恐ろしい〝怒り〟の面が!!
そして再び繰り出す、阿修羅六道蓮華!
今度のパンチには隙が無く、ジャスティスマンに命中!
予想通り、ミロスマンの記憶が残る腕ではないからというのがその理由です。
とはいえ、別にジャスティスマンもアシュラマンの動きが読めることだけが強さの理由ではないので、普通に対応していきます。
アシュラマンの新技・アングリースープレックスも容易く破り、ジャッジメントウィンドミルでアシュラマンの頭を鉄柱に叩きつけます!
反撃を喰らいもしますが、それでもアシュラマンの方に勢いが出てきました。
本来のスタイルである6本腕で戦えること、6本の腕に宿るそれぞれの悪魔の魂が援護していること、そして何よりアシュラの気迫がそれをさせているのです。
なんと本来はサンシャインとのタッグ技である阿修羅火玉弾まで、折れたサイドの鉄柱とロープを利用してやってのけるほどです。
「単独でこの技は繰り出せるものではない 6人の死んでいった悪魔とこの私… 悪魔の血束がこの火玉弾を可能にしたのだ」
しかしジャスティスマンはアシュラマンを巧みに捕え、キャンパスに脳天を叩きつけようと落下!!
これをアシュラマン、先程のジャスティスマンの阿修羅稲綱落とし破りのように、逆立ちになることで回避! 「やられた屈辱は必ず返す!」という、悪魔の礼儀を見せつけます!
そして6本の腕でジャスティスマンを締め上げ、舞い上がります。
これは――
「阿修羅バスターーーー!!」
きたあぁぁぁ!! 阿修羅バスターだあぁぁぁぁぁっ!!
モニター越しに見ていたジャンクマンやバッファローマン、BHも大喜び♪
しかし、この体勢は初期型の阿修羅バスターだ…!?
これだと―
「愚かなこと この技が不完全なのは おまえもわかっているはずだ…」
ジャスティスマンは予想通り、ロックされていない首を抜いて阿修羅バスターを破ろうとします。スグルやサムソンが行ったメジャーな破り方ですね。超人血盟軍が主役の読み切りでアタル兄さんにも破られているので、これで4回目です(^^;)
もちろんアシュラマンもそのことは計算済みで、
「私の狙いは その透かしてやがる脳天だーーーー!」
なんと改良阿修羅バスターにシフト!?
一番上の両腕と自分の脳天で敵の頭部をホールドする、初期型の弱点を克服した技です!!
旧作で初披露した時の「弱点:なし」ぶりと、左右対称のシルエットの美しさで、アシュラマンの技の中で一番好きだったりします(^^)v
でも『Ⅱ世』で、「頭部を抑えることに意識が集中する為に、各部のフックが疎かになる」ってケチがついたんだよな…(>_<)
で、その改良をかけられてるジャスティスマンはというと…
「考えたな だがそれはただ2本の腕を 私の頭部に回しただけ! その分 体全体のフックが甘くなっているーっ」
ゲーーーッ! 『Ⅱ世』の設定が生きていたーーーッ!?
そんでもって、両腕両足のフックを外されたーっ!?
それでも、アシュラマンは諦めません。
たとえバスターの体はなさなくなっても…
「我ら悪魔の全身全霊をもって総力戦で この脳天だけは砕いてみせるーっ!」
6本の腕でジャスティスマンの頭部を掴み、全ての力を脳天破壊に注ぎ込もうとします。
「ブラッドユニット阿修羅バスターーーーッ!!」
執念の技が決まり、ジャスティスマンのむき出しの頭部に衝撃が伝わります!!
と こ ろ が ―
「な…なぜ砕けん…」
ジャスティスマンの頭部のカバーには、ヒビ1つ入っていません(°Д°;)!?
「表面上の見た目に騙されやすい それもおまえたち下等超人の欠点」
「このむき出しの頭部が弱点と思ったのだろう だがそれは見当違い」
「むしろこの頭部は わが肉体の中で最も強固な部位
その硬度は…」
「おまえたちの総大将ゴールドマンの ダ イ ヤ モ ン ド パ ワ ー に 匹敵 す る !」
ジャスティスマンの頭部は硬度10!?
純粋な防御力までも完璧だというのか!?
そんなのアリかよ(>_<)
…と思ったのですが、考えたら他の始祖たちも将軍の能力と同じ、またはそれに対抗できる能力を身につけているわけで、ジャスティスマンにその要素があるのもむしろ当然ですね(^_^;)>
(というか旧作でケンダマンが、自分は「超人強度1500万パワー、超人硬度10で、攻めも守りも完璧」だと言ってましたね。今となっては下っぱっぽい彼ですらそうなので、硬度10がゴロゴロしてそうだな、完璧超人(--;))
なりふり構わずに放った最強技も通じなかったアシュラマン。
しかし、ふがいない自身への無限の怒りで、怒り面をパワーアップさせます。
アシュラの闘志あふれる攻撃を見て、試合が始まった時とは比べものにならないと驚くジャスティスマン。
そして、旧友たちの姿を思い浮かべます。
ゴールドマンとシルバーマン。その2人が目指していた「理想」がこれなのかと。
ここで、天上兄弟喧嘩の回想が入ります。
〝あやつ〟の下を去り、地上に再び現れた超人達を指導していたゴールドマンとシルバーマン。
しかし、〝あやつ〟はそのことを許さず…
ジャスティスマンは2人に超人墓場に戻るよう呼びかけるのですが、2人はそれを拒みます。
「我らがどちらかの首を差し出せばあやつが下がるというのなら… 今の我らはそれを受け入れる覚悟」
「ええ…あの人を裏切ることになったことは私も胸が痛みます ですが今 私と兄さんがこの歩みを止めることはできません」
そして2人はあえて修羅となって、目の前の相手を討とうと言います。
これが〝天上兄弟喧嘩〟の真相!?
兄弟2人が争うので、それを終わらせる為に剣を渡したら、結果的に互いの首を刎ね合ってしまった、というのではなく、はじめからどちらか片方の首を差し出すことが前提で、その為に戦うことになったという。
おとぎ話的(そして旧シリーズの雰囲気的)には前者でいいでしょうが、今シリーズの展開では後者の方がしっくりきますね。
聞き入れてくれない2人に、ジャスティスマンは嘆きの言葉を投げかけます。
はじまりの11人(あやつ+始祖)が真の神となるためにも、地上にいるべきではない、と。
しかし、ゴールド・シルバーの兄弟は言います。
我らが目指すのは〝神〟さえも超える存在だと。
超人という種族にはその可能性がある! 希望がある!
2人は方法論こそ違いますが、共にそれを確信したからこそこの裁きを受けることにしたのです。
互いに相容れぬ溝があることを知ったジャスティスマンは、せめて2人の決意の闘いを見届けることにしました…
回想終わって、ジャスティスマンは目の前のアシュラマンに怒りをぶつけます。
ゴールド・シルバーのやろうとしていることは、地上がまた混沌に逆戻りしかねないことで、それを理解しているのに何故袂を分かったのかと!?
アシュラマンとは違う方向の怒りを燃やすジャスティスマン。ステカセキングの右中段の腕、続いてスプリングマンの左上段の腕をもぎ取ります。
(旧作のテリーマン戦で破壊された2本なのが、ニヤリとなるところ。あと、ステカセの仇を取ろうと攻撃を繰り出したスプリングマン(の腕)がいい感じ♪)
しかしアシュラマンは怯むことなく、むしろ腕を失うごとにその力を増していきます!
今のアシュラの力の源が、完璧超人に欠けている心の躍動、感情という概念であることに気付いたジャスティスマン。
かつてゴールドマンはその感情に未知なる力の萌芽があると信じ、失ったものを見つめ直そうと自ら下野して下等超人になっていきました。
「その くだらぬ感情 とやらが… あのふたりを 惑わせたーーーーっ!!」
ジャスティスマンは、ヘッドバッドでアシュラマンの怒り面を攻撃!
ダイヤモンドと同じ硬度の頭突きですから、怒り面は潰されました。
「新たな超人の時代など… こない!」
今度はジャイアントバックブリーカーで捕えて、側頭部を攻撃!!
私の後輩のマッスル居合氏の推し面である冷血面が、(まだ活躍してないのに)粉砕されました!?
泣くな、居合氏!
まだ顔は残っている、と笑い面に戻るアシュラマン。
最後の底力を見せつけようと反撃しますが…
「おまえのがんばりもそこまでだ! 思い知るがいい 未来永劫 完璧超人の時代がずっと続くことを!」
最大奥義を放とうとするジャスティスマン。
プラネットマン、スニゲーター、アトランティス、ミスターカーメンの腕が、アシュラマンを守ろうとジャスティスマンの腕を掴むのですが…
「無駄だ この技は入ってしまえば 絶対にはずすことは できない」
抵抗も虚しく、アシュラマンに最期の時が訪れます――
「アシュラマンよ~~~っ これがおまえに下す最後の裁きだ その思い上がりごと砕け散るがいいーーーっ!」
炸裂するその技の名は、完璧・陸式奥義 ジャッジメント・ペナルティー!
アイアンクローで笑い面を掴んだまま、後頭部をキャンパスに叩きつける恐るべき技です。
「有罪(ギルティ)ーーーーッ!」
残っていた4本の腕も砕け散る中、ジャスティスマンは力を込め、アシュラマンの頭部を更にキャンパスにぶつけ続けました―
魔界のプリンス、まさかの大惨敗です(°Д°;)!?
いや、最後の試合で、敵も超大物なので、負けそうだな~とは思ってましたが、まさかここまでズタボロにされるとは思いませんでした(-_-;) 3つの顔も、6本の腕も、全て粉砕されるとは…(>_<) 弟子のミロスマンの意志の残る腕だから動きが読めたなんて要素は、もし無かったとしても大勢に影響は無かったでしょうね。
アシュラマンが押していたのは、6本腕に戻ってからブラッドユニット阿修羅バスターを決めるまでの間ぐらい。その間もいろいろと反撃を喰らっているので、押し一辺倒でもなし。しかし、最大の技が破れた後も気迫で攻撃を仕掛けているところに、悪魔としての気概を感じました。武道と戦った魔雲天、ネメシスと戦ったロビン同様、強すぎる相手の負け役となりましたが、最後まで勇敢に戦った印象が残りました。
試合後のジャスティスマンに、同じく生き残った始祖2人(ガンマンとサイコマン)と語らいがありました。
しかしその内容は、穏やかなものではありません。
サイコマンは「あなたには消えてもらったほうが 何かといろいろ都合がいいんですがねぇ」と、不満を隠す気ナシ。
そんなサイコマンに、ガンマンは誰が同調するものかと罵ります。(そして、イタリアからじゃ遠くてよく聞こえませんとトボけて返すサイコがナイス(^_^;))
相変わらず仲の悪い2人に、始祖である自分たちの使命はただひとつなのだから、それを乱すマネはするな、とだけ警告するジャスティスマン。
しかしサイコマンは、ジャスティスマンが先程の試合でその信念を乱されつつあったことを見抜いていました。
「あなたも結局 やがては私たちのもとを 去っていくことがないように願いますよ」
サイコマンは腹に一物ありそうなキャラですが、シルバーマンを唯一信頼していたことだけは本当のようで、そのシルバーに裏切られ(脱退され)て深く傷ついたり、そのシルバー(とゴールド)を裁いたジャスティスにも複雑な感情があったりする模様。
その時、空からの光が!
あ! そういえば、キン肉星に安置されている銀のマスクから光が届いていたんだった(^_^;)>
その光を見つめるサイコマンは、珍しく穏やかな表情です。
「シルバーマン…」
この後、そのシルバーマンこと銀のマスクに異変が生じます
金のマスクが悪魔将軍となって去ったので、1人(?)残されていた銀のマスク。
その銀のマスクが向きを変えたかと思うと、口元を覆うようにフェイスガードが出現!?
これは、キン肉族の戦闘スタイルと同じです。
そして、柔和な顔も勇ましい表情になっていました…!?
まさかゴールドマンの参戦に続いて、シルバーマンにも何か動きがあるというのか!?
今後の展開が気になりますっ!!
ジャスティスマンはさばき損ね、この試合で初めてまともにヒットしました。
威力が増した技に驚くジャスティスマンに、アシュラマンは言います。今の腕には、それぞれに別々の悪魔超人達の決意と魂が宿っていると。
「阿修羅面… 怒り!」
来ました! もっとも恐ろしい〝怒り〟の面が!!
そして再び繰り出す、阿修羅六道蓮華!
今度のパンチには隙が無く、ジャスティスマンに命中!
予想通り、ミロスマンの記憶が残る腕ではないからというのがその理由です。
とはいえ、別にジャスティスマンもアシュラマンの動きが読めることだけが強さの理由ではないので、普通に対応していきます。
アシュラマンの新技・アングリースープレックスも容易く破り、ジャッジメントウィンドミルでアシュラマンの頭を鉄柱に叩きつけます!
反撃を喰らいもしますが、それでもアシュラマンの方に勢いが出てきました。
本来のスタイルである6本腕で戦えること、6本の腕に宿るそれぞれの悪魔の魂が援護していること、そして何よりアシュラの気迫がそれをさせているのです。
なんと本来はサンシャインとのタッグ技である阿修羅火玉弾まで、折れたサイドの鉄柱とロープを利用してやってのけるほどです。
「単独でこの技は繰り出せるものではない 6人の死んでいった悪魔とこの私… 悪魔の血束がこの火玉弾を可能にしたのだ」
しかしジャスティスマンはアシュラマンを巧みに捕え、キャンパスに脳天を叩きつけようと落下!!
これをアシュラマン、先程のジャスティスマンの阿修羅稲綱落とし破りのように、逆立ちになることで回避! 「やられた屈辱は必ず返す!」という、悪魔の礼儀を見せつけます!
そして6本の腕でジャスティスマンを締め上げ、舞い上がります。
これは――
「阿修羅バスターーーー!!」
きたあぁぁぁ!! 阿修羅バスターだあぁぁぁぁぁっ!!
モニター越しに見ていたジャンクマンやバッファローマン、BHも大喜び♪
しかし、この体勢は初期型の阿修羅バスターだ…!?
これだと―
「愚かなこと この技が不完全なのは おまえもわかっているはずだ…」
ジャスティスマンは予想通り、ロックされていない首を抜いて阿修羅バスターを破ろうとします。スグルやサムソンが行ったメジャーな破り方ですね。超人血盟軍が主役の読み切りでアタル兄さんにも破られているので、これで4回目です(^^;)
もちろんアシュラマンもそのことは計算済みで、
「私の狙いは その透かしてやがる脳天だーーーー!」
なんと改良阿修羅バスターにシフト!?
一番上の両腕と自分の脳天で敵の頭部をホールドする、初期型の弱点を克服した技です!!
旧作で初披露した時の「弱点:なし」ぶりと、左右対称のシルエットの美しさで、アシュラマンの技の中で一番好きだったりします(^^)v
でも『Ⅱ世』で、「頭部を抑えることに意識が集中する為に、各部のフックが疎かになる」ってケチがついたんだよな…(>_<)
で、その改良をかけられてるジャスティスマンはというと…
「考えたな だがそれはただ2本の腕を 私の頭部に回しただけ! その分 体全体のフックが甘くなっているーっ」
ゲーーーッ! 『Ⅱ世』の設定が生きていたーーーッ!?
そんでもって、両腕両足のフックを外されたーっ!?
それでも、アシュラマンは諦めません。
たとえバスターの体はなさなくなっても…
「我ら悪魔の全身全霊をもって総力戦で この脳天だけは砕いてみせるーっ!」
6本の腕でジャスティスマンの頭部を掴み、全ての力を脳天破壊に注ぎ込もうとします。
「ブラッドユニット阿修羅バスターーーーッ!!」
執念の技が決まり、ジャスティスマンのむき出しの頭部に衝撃が伝わります!!
と こ ろ が ―
「な…なぜ砕けん…」
ジャスティスマンの頭部のカバーには、ヒビ1つ入っていません(°Д°;)!?
「表面上の見た目に騙されやすい それもおまえたち下等超人の欠点」
「このむき出しの頭部が弱点と思ったのだろう だがそれは見当違い」
「むしろこの頭部は わが肉体の中で最も強固な部位
その硬度は…」
「おまえたちの総大将ゴールドマンの ダ イ ヤ モ ン ド パ ワ ー に 匹敵 す る !」
ジャスティスマンの頭部は硬度10!?
純粋な防御力までも完璧だというのか!?
そんなのアリかよ(>_<)
…と思ったのですが、考えたら他の始祖たちも将軍の能力と同じ、またはそれに対抗できる能力を身につけているわけで、ジャスティスマンにその要素があるのもむしろ当然ですね(^_^;)>
(というか旧作でケンダマンが、自分は「超人強度1500万パワー、超人硬度10で、攻めも守りも完璧」だと言ってましたね。今となっては下っぱっぽい彼ですらそうなので、硬度10がゴロゴロしてそうだな、完璧超人(--;))
なりふり構わずに放った最強技も通じなかったアシュラマン。
しかし、ふがいない自身への無限の怒りで、怒り面をパワーアップさせます。
アシュラの闘志あふれる攻撃を見て、試合が始まった時とは比べものにならないと驚くジャスティスマン。
そして、旧友たちの姿を思い浮かべます。
ゴールドマンとシルバーマン。その2人が目指していた「理想」がこれなのかと。
ここで、天上兄弟喧嘩の回想が入ります。
〝あやつ〟の下を去り、地上に再び現れた超人達を指導していたゴールドマンとシルバーマン。
しかし、〝あやつ〟はそのことを許さず…
ジャスティスマンは2人に超人墓場に戻るよう呼びかけるのですが、2人はそれを拒みます。
「我らがどちらかの首を差し出せばあやつが下がるというのなら… 今の我らはそれを受け入れる覚悟」
「ええ…あの人を裏切ることになったことは私も胸が痛みます ですが今 私と兄さんがこの歩みを止めることはできません」
そして2人はあえて修羅となって、目の前の相手を討とうと言います。
これが〝天上兄弟喧嘩〟の真相!?
兄弟2人が争うので、それを終わらせる為に剣を渡したら、結果的に互いの首を刎ね合ってしまった、というのではなく、はじめからどちらか片方の首を差し出すことが前提で、その為に戦うことになったという。
おとぎ話的(そして旧シリーズの雰囲気的)には前者でいいでしょうが、今シリーズの展開では後者の方がしっくりきますね。
聞き入れてくれない2人に、ジャスティスマンは嘆きの言葉を投げかけます。
はじまりの11人(あやつ+始祖)が真の神となるためにも、地上にいるべきではない、と。
しかし、ゴールド・シルバーの兄弟は言います。
我らが目指すのは〝神〟さえも超える存在だと。
超人という種族にはその可能性がある! 希望がある!
2人は方法論こそ違いますが、共にそれを確信したからこそこの裁きを受けることにしたのです。
互いに相容れぬ溝があることを知ったジャスティスマンは、せめて2人の決意の闘いを見届けることにしました…
回想終わって、ジャスティスマンは目の前のアシュラマンに怒りをぶつけます。
ゴールド・シルバーのやろうとしていることは、地上がまた混沌に逆戻りしかねないことで、それを理解しているのに何故袂を分かったのかと!?
アシュラマンとは違う方向の怒りを燃やすジャスティスマン。ステカセキングの右中段の腕、続いてスプリングマンの左上段の腕をもぎ取ります。
(旧作のテリーマン戦で破壊された2本なのが、ニヤリとなるところ。あと、ステカセの仇を取ろうと攻撃を繰り出したスプリングマン(の腕)がいい感じ♪)
しかしアシュラマンは怯むことなく、むしろ腕を失うごとにその力を増していきます!
今のアシュラの力の源が、完璧超人に欠けている心の躍動、感情という概念であることに気付いたジャスティスマン。
かつてゴールドマンはその感情に未知なる力の萌芽があると信じ、失ったものを見つめ直そうと自ら下野して下等超人になっていきました。
「その くだらぬ感情 とやらが… あのふたりを 惑わせたーーーーっ!!」
ジャスティスマンは、ヘッドバッドでアシュラマンの怒り面を攻撃!
ダイヤモンドと同じ硬度の頭突きですから、怒り面は潰されました。
「新たな超人の時代など… こない!」
今度はジャイアントバックブリーカーで捕えて、側頭部を攻撃!!
私の後輩のマッスル居合氏の推し面である冷血面が、(まだ活躍してないのに)粉砕されました!?
泣くな、居合氏!
まだ顔は残っている、と笑い面に戻るアシュラマン。
最後の底力を見せつけようと反撃しますが…
「おまえのがんばりもそこまでだ! 思い知るがいい 未来永劫 完璧超人の時代がずっと続くことを!」
最大奥義を放とうとするジャスティスマン。
プラネットマン、スニゲーター、アトランティス、ミスターカーメンの腕が、アシュラマンを守ろうとジャスティスマンの腕を掴むのですが…
「無駄だ この技は入ってしまえば 絶対にはずすことは できない」
抵抗も虚しく、アシュラマンに最期の時が訪れます――
「アシュラマンよ~~~っ これがおまえに下す最後の裁きだ その思い上がりごと砕け散るがいいーーーっ!」
炸裂するその技の名は、完璧・陸式奥義 ジャッジメント・ペナルティー!
アイアンクローで笑い面を掴んだまま、後頭部をキャンパスに叩きつける恐るべき技です。
「有罪(ギルティ)ーーーーッ!」
残っていた4本の腕も砕け散る中、ジャスティスマンは力を込め、アシュラマンの頭部を更にキャンパスにぶつけ続けました―
魔界のプリンス、まさかの大惨敗です(°Д°;)!?
いや、最後の試合で、敵も超大物なので、負けそうだな~とは思ってましたが、まさかここまでズタボロにされるとは思いませんでした(-_-;) 3つの顔も、6本の腕も、全て粉砕されるとは…(>_<) 弟子のミロスマンの意志の残る腕だから動きが読めたなんて要素は、もし無かったとしても大勢に影響は無かったでしょうね。
アシュラマンが押していたのは、6本腕に戻ってからブラッドユニット阿修羅バスターを決めるまでの間ぐらい。その間もいろいろと反撃を喰らっているので、押し一辺倒でもなし。しかし、最大の技が破れた後も気迫で攻撃を仕掛けているところに、悪魔としての気概を感じました。武道と戦った魔雲天、ネメシスと戦ったロビン同様、強すぎる相手の負け役となりましたが、最後まで勇敢に戦った印象が残りました。
試合後のジャスティスマンに、同じく生き残った始祖2人(ガンマンとサイコマン)と語らいがありました。
しかしその内容は、穏やかなものではありません。
サイコマンは「あなたには消えてもらったほうが 何かといろいろ都合がいいんですがねぇ」と、不満を隠す気ナシ。
そんなサイコマンに、ガンマンは誰が同調するものかと罵ります。(そして、イタリアからじゃ遠くてよく聞こえませんとトボけて返すサイコがナイス(^_^;))
相変わらず仲の悪い2人に、始祖である自分たちの使命はただひとつなのだから、それを乱すマネはするな、とだけ警告するジャスティスマン。
しかしサイコマンは、ジャスティスマンが先程の試合でその信念を乱されつつあったことを見抜いていました。
「あなたも結局 やがては私たちのもとを 去っていくことがないように願いますよ」
サイコマンは腹に一物ありそうなキャラですが、シルバーマンを唯一信頼していたことだけは本当のようで、そのシルバーに裏切られ(脱退され)て深く傷ついたり、そのシルバー(とゴールド)を裁いたジャスティスにも複雑な感情があったりする模様。
その時、空からの光が!
あ! そういえば、キン肉星に安置されている銀のマスクから光が届いていたんだった(^_^;)>
その光を見つめるサイコマンは、珍しく穏やかな表情です。
「シルバーマン…」
この後、そのシルバーマンこと銀のマスクに異変が生じます
金のマスクが悪魔将軍となって去ったので、1人(?)残されていた銀のマスク。
その銀のマスクが向きを変えたかと思うと、口元を覆うようにフェイスガードが出現!?
これは、キン肉族の戦闘スタイルと同じです。
そして、柔和な顔も勇ましい表情になっていました…!?
まさかゴールドマンの参戦に続いて、シルバーマンにも何か動きがあるというのか!?
今後の展開が気になりますっ!!
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