地獄の九所封じ・ラストワン!
2013.12.15 (Sun) | Category : ゆで(新作『キン肉マン』)
Web連載の『キン肉マン』新シリーズ。
現在は悪魔将軍の視点で話が進んでいます。
悪魔将軍ことゴールドマンと、かつての同士である完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)のメンバー達が繰り広げる激闘の舞台は、旧作でも登場した超人墓場―
現在は悪魔将軍の視点で話が進んでいます。
悪魔将軍ことゴールドマンと、かつての同士である完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)のメンバー達が繰り広げる激闘の舞台は、旧作でも登場した超人墓場―
完璧参式ミラージュマンは、悪魔将軍に容易く倒されました。ミラージュマンがかつてと同じ強さを保ち続けていたのに対し、悪魔将軍はゴールドマン時代よりも強くなっていたからです。ミラージュマン自体が強そうなイメージがあったのに、それを寄せ付けないあたり将軍の圧倒的な強さが伺えます。かつての強敵キャラが風格を保ったまま再登場するというのは、ゆで漫画では意外と珍しいです。
ミラージュマンを倒して、開いた扉から進んだ先にあったのは、旧作「王位編」で出てきた超人墓場そのもの。あの、死んだ超人が浮遊してたり、労働と称してヘンな機械をグルグル回すことをしてたり、それを監視する鬼たちがいる、あの場所です(^^;)
で、恐ろしい強さの悪魔将軍が、生きたままその超人墓場までやって来て、あのヘンな機械を反対方向に回し出したから、鬼たち大慌て(゜o゜;)!?
止めようと近づいてきた1人の鬼を見て、将軍はその鬼の正体を見破ります。その鬼は、完璧肆式(パーフェクトフォース)アビスマンが変身していたのです。
突然現れた将軍の姿を見て状況を察したアビスマンは、将軍の挑戦を受けます。
超人墓場に現れたリングで始まる一戦を見守るのは、墓場の鬼たち。
彼らが観客役と、実況・解説役をしてくれてひと安心(^^;)
今の展開ってスグルたちの知らない所で起こっている出来事だから、ミラージュマン戦は周りに誰もいない状況で戦いました。まあリングはちゃんとあったのですが、ほとんど野試合状態で、ずっとこんな感じが続くのかと思いました(^^;)
やっぱり ゆで漫画 は、実況・解説・観客がいる方が らしい です(^3^)v
戦いの末、遂に将軍のボディの硬度調整機能を破壊することに成功したアビスマン。
旧作でスグルを散々苦しめた硬度10・ダイヤモンドパワーを使えなくしたのです。(アビスの必殺技をダイヤモンドボディで耐え切った将軍ですが、逆にいえばそれが無かったらKOされていたわけです。おそるべしアビスマン)
一方のアビスマンには、背面に完璧な防御を誇るアビスガーディアンを持っています。(回想シーンで、完璧超人の掟の1つ「敵に決して背中を見せない」に触れられたのがいい感じ)
しかし将軍は、地獄の九所封じその1・大雪山おとしで背中をリングに叩きつけることでアビスガーディアンを粉砕!
続けて、地獄の九所封じその2と3・スピンダブルアームソルト!!
そのまま地獄の九所封じのナンバーを続けていきます―
そこまでが先週の話で、今週はまずはその4と5であるダブルニークラッシャーを喰らうアビスマン。
背中と四肢に大ダメージを負ったアビスマンですが
「さすがアビスマン様 まだ立ち上がろうとされている」
鬼たちも大絶叫。
「あ・・・あいつらのまえでこのオレが 情けない姿をさらすわけにはいかん・・・」
鬼たちの声援に応えようとするアビスマン。
配下との関係が良好なのが伺えます。
そんなアビスマンに、「もはや勝負は決した」と将軍は
「ラストワン 地獄の断頭台ーーっ」
ありゃ、端折っちゃったよ(^o^;) 1~9すべて見られるのかと思ったのですが。
まあ今の将軍の勢いだと、最後まで行く前に倒しかねないので、最強技の地獄の断頭台が見られたからこれでよし(^o^)v
というか、順番に受けきったスグルがスゴかった(最後の断頭台は失敗したけど)というべきか?
「墓場は・・・潰しても・・・ 世界まで潰すんじゃねーぞ・・・ この石頭ヤロウ・・・」
「ああ 後のことは 私にまかせろ」
最後の会話をかわす2人。
アビスマン的には将軍のやろうとしていることを理解しつつも、超人墓場の〝寝ずの番〟としての生き方を最期まで貫いていったことがよく分かります。
かつての同士の残した「焔のダンベル」をもらい受け、将軍は言います。
「安らかに眠れ・・・」
まさかのアビスマンの敗北に、配下の鬼たちも驚きを隠せません。
「な・・・なんてことだ あの鬼のように強い」「アビスマン様がやられちまうなんて」
鬼そのもののヤツらに「鬼のように強い」と言われても・・・(-_-;)
お前ら、自画自賛してるのか?(・o・;)
これだからアタイ、ゆで漫画はやめられないのよ(^o^)/
で、再びヘンな機械を逆回転させ始める将軍。あの装置は〝禁断の石臼(モルティエ・デ・ビン)〟と言うそうです。
石臼だったのか・・・? てっきり巨大な歯車か何かかと思ってたよ(^^;)
で、上でも書きましたが、禁断の石臼は本来、亡霊となった超人たちが労働として回す物。それを反対に回すとどうなるのか・・・?
ここから古参の鬼が、若手の鬼たちに説明を開始。昔アビスマンが彼に言ったそうです。
「あの超人たちの労働には 実はちゃんとした意味がある」
あったのか(゜o゜;)!?
旧作「王位編」の描写は、
超人墓場に落ちた者は労働をさせられ、その働きぶりを認められると生命の玉を貰え、それを4つ集めると生き返ることができる―
『キン肉マン』の劇中で死んだハズの超人がいつの間にか生き返っていることに(一応)説明がついた見事な後付設定です。(それまでは単に作者が死んだことを忘れていたと思われてました)
で、その労働としてヘンな装置、禁断の石臼を回していたのですが、あの石臼が何なのか、さっぱり分かりませんでした。
超人墓場自体が地下作業場的イメージ(穴を掘ったり、掻き出した土を運んでいる超人もいる)なので、それっぽい機械(巨大ポンプとか、巨大歯車みたいなの)を描いたのかと。
(ところで単行本で確認したのですが、超人墓場が初登場した回だと石臼を逆回転(いま将軍が回している向きに回転)させてますね(-_-;) まあその回に出た石臼はデザインが違いますので、違う石臼なのかも知れませんが(^3^;))
あの石臼を回す意味。古参の鬼は、その答えをアビスマンから聞いていました。
「あの石臼は この世で唯一無二と言われる超人パワーの人工生成装置だと・・・」
そう。あの石臼をグルグル回すことで、生き返るのに必要な超人パワーを自分たちで創り出しているのです。そうやって作り出されたパワーを、旧作で出てきた生命の玉に変えるのでしょうね。
で、働きを認められた(生命の玉を4つ貰った)後、厳しい審査の末に現世に復帰できるそうですが、その審査を執り行っているのが超人閻魔。やはり旧作でその存在が語られたキャラです。(オメガマンにネプチューンマン抹殺を命じたのが超人閻魔でしたが、そういえばオメガマンも完璧超人。もしかしたら、オメガマンもこのシリーズに登場するかも知れませんね)
その超人閻魔の最終審査を許されるのはほんの一握りらしく、しかも超人閻魔はアビスマンでも苦労するほどの厳格。もしかしら見込みのありそうな超人は完璧超人にスカウトしてるのかも知れませんね。ビッグ・ザ・武道がが喧嘩男をスカウトしたように。
ともかく、禁断の石臼が止まってしまうと、誰も蘇ることができなくなってしまう。超人墓場のシステムそのものが成り立たなくなってしまう、と古参の鬼に説明され、それを聞いてた若手の鬼は・・・
「あ あれは そんなに重要な装置だったのか!?」
読者も同じ感想だよ・・・(-o-)
(続きは後で書きます)
(続きです。ここからは12月16日に書いています。もう次の回、配信されてるよ・・・(^^;))
それはともかく、そんな重要な話を「「なあ お前」と気さくに話すあたり、アビスマンさんいい上司(^o^)
古参の鬼も今まで誰にも漏らしてなかったあたり、アビスマンさんも信用できる部下と思って話したのでしょう。ヘンな話ですが、我々も見習うべき点が多いと思います。
しかし、古参の鬼は「ここに来て数千年になる古参」と称してましたが、それまで何処で何をやってたんだ?
そもそも、超人墓場の管理をしている鬼たちは何者なのか?
新たな疑問も浮かんできました(^^;)
ともかく、続けます(^^;)
古参の鬼曰く「ここは現世と隔離された聖域。魂だけになった死亡超人と完璧超人、そして墓守鬼の我ら以外は入りこめぬ特殊な次元空間なのだが・・・」
あ、「墓守鬼」っていう種族(?)なのか。
で、そうこうしているうちに、超人墓場に振動が起こり始めます。
「あの装置を逆回転させてしまっては その存在が真っ向から否定されることになる!
その結果・・・ この超人墓場は 地上の現世と直結する!」
「なんだってーーーっ!」
上から降って来る落石に次々と潰されていく死亡超人たち、そして鬼たち。
その間も悪魔将軍は黙々と石臼を回し続けます。(妙な念力とかではなく、ひたすら律儀に自分で回す将軍様がステキ♪)
将軍は言います。
「超人たる者、魂の生死は自らの責任で決めるべし。それが自然の道理であるはず」
それなのに超人墓場に蘇りのシステムを置いて管理し、それを行う自分等を選ばれた者だとして増長する完璧超人を、超人閻魔を倒すことこそが自らの使命だと。
やがて、逆回転していた石臼は止まりました。
「これで もう誰も蘇りはしない」
将軍が振り返ると、そこには死屍累々の鬼たちの姿が。
愉快な鬼さん達は、かわいそうに全滅です(>_<)
「死んだら人はおしまいなのだ」
こんなあたり前のことを、この漫画で聞けるとは・・・(゜o゜;)!?
そういえば、初代では死んだハズのキャラがポンポン生き返り、超人墓場の復活制度まで描かれたのに、続編の『Ⅱ世』では死んだ超人は(奇跡的なことが起こらない限り)死んだままでした。(初代で死んだと思われていた超人が再登場した例はありますが)
本来なら生き返らないのがあたり前なのですが(^^;)、そこは ゆで漫画 。また作者がうっかり超人墓場のことを忘れたのか(あるいは旧作ではやり過ぎたと反省したのか)と思われました。
でも今回の話で、初代の旧作と『Ⅱ世』の間の出来事で超人墓場自体が崩壊したことが判明。
ゲーーーー ツジツマがあったーーーーっ!
ということは、今シリーズで死んだキャラはヤバイじゃ・・・? ロビンとか、ステカセとか、カーメンとか。
あ、でも、古参の墓守鬼の最期の言葉は、解釈次第では自力で超人パワーを何とかすれば蘇ることが出来そうとも言えるかな? 超人墓場と地上の現世が直結したそうだし。
まあ、現時点で分からないことは置いといて・・・(^u^;)
天井を見つめる悪魔将軍。
「待たせたな 入り口は開けておいた!」
その言葉に呼応するように、 島の一部が崩れ、大穴が空きました。
それを上空から見つめる6つの顔。
「カ~カカカ とうとう将軍様がやってくれたわ!」
「これで 完璧超人ではない我らも 超人墓場に侵入できるわけだな」
6つの影が今まさに 島に舞い降りようとした場面で今回の話は終了です。
もう、正体バレバレなのに、悪魔六騎士がカッコいいのって、なんの♪(^o^)v 彼らはまさしくスターです。
でも、敵は完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)。強過ぎる将軍相手ではやられ役となっていましが、格下の騎士達相手だとどうなるのか? 1stステージの7人の悪魔超人(の内の5人)のように、低い勝率となりそうな気が・・・ もともと悪魔騎士って、勝率低いし(-_-;) 1勝4敗1引き分けくらいを覚悟していた方がよさそう。
ただ、今回の彼らの(というか将軍の)目的は完璧超人始祖の抹殺なので、試合に負けても敵を道連れにしそうな気もします。旧作だと敗れた悪魔騎士は将軍の体を形成する鎧となり、将軍と一体化していたので、敗れても役目があります。というか、将軍が更に強くなる手も温存されてるわけですね(^^;)
ちなみに旧作だと、頭部のみとなったゴールドマンは悪魔の神サタンと結託し、鎧に姿を変えた六騎士に体を形成させていました。鎧の中身は空っぽなので、軟体ボディみたいな芸当も出来ました。
しかしゴールドマンの心に正義が目覚めると、肉体が形成され、それが弱点など見当たらない将軍打倒のきっかけとなりました。
今回悪魔将軍は六騎士とは別に存在しているので、体は自前のものと思われます。軟体ボディが出来なさそうなので一見弱体化っぽいですが、完璧超人時代の超人強度になっているのでしょうから、むしろ前より強くなっているものと思われます。
余談ですが、将軍なしで騎士が合体した場合でも、鎧を形成して将軍の技を使うことは可能です。しかし、将軍の頭脳や完璧なボディなしでは技は効かないことが旧作の「タッグ編」で語られています。
他に今回の話の見どころとしては、超人墓場に再登場超人たちがいたことです。
・・・マイナー超人ばかりなのはいいとして、妙にロビン絡みの超人が多いのが気になる(-_-;)
あと、超人閻魔のシルエットに被さって描かれていたのが、例の完璧超人を作った元・超人の神っぽいです。
超人閻魔 = 元・超人の神 = ストロング・ザ・武道 となるのでしょうか?
そんなわけで、ますます盛り上がる「超人墓場編」。
今後の展開も楽しみです(^^)/
ミラージュマンを倒して、開いた扉から進んだ先にあったのは、旧作「王位編」で出てきた超人墓場そのもの。あの、死んだ超人が浮遊してたり、労働と称してヘンな機械をグルグル回すことをしてたり、それを監視する鬼たちがいる、あの場所です(^^;)
で、恐ろしい強さの悪魔将軍が、生きたままその超人墓場までやって来て、あのヘンな機械を反対方向に回し出したから、鬼たち大慌て(゜o゜;)!?
止めようと近づいてきた1人の鬼を見て、将軍はその鬼の正体を見破ります。その鬼は、完璧肆式(パーフェクトフォース)アビスマンが変身していたのです。
突然現れた将軍の姿を見て状況を察したアビスマンは、将軍の挑戦を受けます。
超人墓場に現れたリングで始まる一戦を見守るのは、墓場の鬼たち。
彼らが観客役と、実況・解説役をしてくれてひと安心(^^;)
今の展開ってスグルたちの知らない所で起こっている出来事だから、ミラージュマン戦は周りに誰もいない状況で戦いました。まあリングはちゃんとあったのですが、ほとんど野試合状態で、ずっとこんな感じが続くのかと思いました(^^;)
やっぱり ゆで漫画 は、実況・解説・観客がいる方が らしい です(^3^)v
戦いの末、遂に将軍のボディの硬度調整機能を破壊することに成功したアビスマン。
旧作でスグルを散々苦しめた硬度10・ダイヤモンドパワーを使えなくしたのです。(アビスの必殺技をダイヤモンドボディで耐え切った将軍ですが、逆にいえばそれが無かったらKOされていたわけです。おそるべしアビスマン)
一方のアビスマンには、背面に完璧な防御を誇るアビスガーディアンを持っています。(回想シーンで、完璧超人の掟の1つ「敵に決して背中を見せない」に触れられたのがいい感じ)
しかし将軍は、地獄の九所封じその1・大雪山おとしで背中をリングに叩きつけることでアビスガーディアンを粉砕!
続けて、地獄の九所封じその2と3・スピンダブルアームソルト!!
そのまま地獄の九所封じのナンバーを続けていきます―
そこまでが先週の話で、今週はまずはその4と5であるダブルニークラッシャーを喰らうアビスマン。
背中と四肢に大ダメージを負ったアビスマンですが
「さすがアビスマン様 まだ立ち上がろうとされている」
鬼たちも大絶叫。
「あ・・・あいつらのまえでこのオレが 情けない姿をさらすわけにはいかん・・・」
鬼たちの声援に応えようとするアビスマン。
配下との関係が良好なのが伺えます。
そんなアビスマンに、「もはや勝負は決した」と将軍は
「ラストワン 地獄の断頭台ーーっ」
ありゃ、端折っちゃったよ(^o^;) 1~9すべて見られるのかと思ったのですが。
まあ今の将軍の勢いだと、最後まで行く前に倒しかねないので、最強技の地獄の断頭台が見られたからこれでよし(^o^)v
というか、順番に受けきったスグルがスゴかった(最後の断頭台は失敗したけど)というべきか?
「墓場は・・・潰しても・・・ 世界まで潰すんじゃねーぞ・・・ この石頭ヤロウ・・・」
「ああ 後のことは 私にまかせろ」
最後の会話をかわす2人。
アビスマン的には将軍のやろうとしていることを理解しつつも、超人墓場の〝寝ずの番〟としての生き方を最期まで貫いていったことがよく分かります。
かつての同士の残した「焔のダンベル」をもらい受け、将軍は言います。
「安らかに眠れ・・・」
まさかのアビスマンの敗北に、配下の鬼たちも驚きを隠せません。
「な・・・なんてことだ あの鬼のように強い」「アビスマン様がやられちまうなんて」
鬼そのもののヤツらに「鬼のように強い」と言われても・・・(-_-;)
お前ら、自画自賛してるのか?(・o・;)
これだからアタイ、ゆで漫画はやめられないのよ(^o^)/
で、再びヘンな機械を逆回転させ始める将軍。あの装置は〝禁断の石臼(モルティエ・デ・ビン)〟と言うそうです。
石臼だったのか・・・? てっきり巨大な歯車か何かかと思ってたよ(^^;)
で、上でも書きましたが、禁断の石臼は本来、亡霊となった超人たちが労働として回す物。それを反対に回すとどうなるのか・・・?
ここから古参の鬼が、若手の鬼たちに説明を開始。昔アビスマンが彼に言ったそうです。
「あの超人たちの労働には 実はちゃんとした意味がある」
あったのか(゜o゜;)!?
旧作「王位編」の描写は、
超人墓場に落ちた者は労働をさせられ、その働きぶりを認められると生命の玉を貰え、それを4つ集めると生き返ることができる―
『キン肉マン』の劇中で死んだハズの超人がいつの間にか生き返っていることに(一応)説明がついた見事な後付設定です。(それまでは単に作者が死んだことを忘れていたと思われてました)
で、その労働としてヘンな装置、禁断の石臼を回していたのですが、あの石臼が何なのか、さっぱり分かりませんでした。
超人墓場自体が地下作業場的イメージ(穴を掘ったり、掻き出した土を運んでいる超人もいる)なので、それっぽい機械(巨大ポンプとか、巨大歯車みたいなの)を描いたのかと。
(ところで単行本で確認したのですが、超人墓場が初登場した回だと石臼を逆回転(いま将軍が回している向きに回転)させてますね(-_-;) まあその回に出た石臼はデザインが違いますので、違う石臼なのかも知れませんが(^3^;))
あの石臼を回す意味。古参の鬼は、その答えをアビスマンから聞いていました。
「あの石臼は この世で唯一無二と言われる超人パワーの人工生成装置だと・・・」
そう。あの石臼をグルグル回すことで、生き返るのに必要な超人パワーを自分たちで創り出しているのです。そうやって作り出されたパワーを、旧作で出てきた生命の玉に変えるのでしょうね。
で、働きを認められた(生命の玉を4つ貰った)後、厳しい審査の末に現世に復帰できるそうですが、その審査を執り行っているのが超人閻魔。やはり旧作でその存在が語られたキャラです。(オメガマンにネプチューンマン抹殺を命じたのが超人閻魔でしたが、そういえばオメガマンも完璧超人。もしかしたら、オメガマンもこのシリーズに登場するかも知れませんね)
その超人閻魔の最終審査を許されるのはほんの一握りらしく、しかも超人閻魔はアビスマンでも苦労するほどの厳格。もしかしら見込みのありそうな超人は完璧超人にスカウトしてるのかも知れませんね。ビッグ・ザ・武道がが喧嘩男をスカウトしたように。
ともかく、禁断の石臼が止まってしまうと、誰も蘇ることができなくなってしまう。超人墓場のシステムそのものが成り立たなくなってしまう、と古参の鬼に説明され、それを聞いてた若手の鬼は・・・
「あ あれは そんなに重要な装置だったのか!?」
読者も同じ感想だよ・・・(-o-)
(続きは後で書きます)
(続きです。ここからは12月16日に書いています。もう次の回、配信されてるよ・・・(^^;))
それはともかく、そんな重要な話を「「なあ お前」と気さくに話すあたり、アビスマンさんいい上司(^o^)
古参の鬼も今まで誰にも漏らしてなかったあたり、アビスマンさんも信用できる部下と思って話したのでしょう。ヘンな話ですが、我々も見習うべき点が多いと思います。
しかし、古参の鬼は「ここに来て数千年になる古参」と称してましたが、それまで何処で何をやってたんだ?
そもそも、超人墓場の管理をしている鬼たちは何者なのか?
新たな疑問も浮かんできました(^^;)
ともかく、続けます(^^;)
古参の鬼曰く「ここは現世と隔離された聖域。魂だけになった死亡超人と完璧超人、そして墓守鬼の我ら以外は入りこめぬ特殊な次元空間なのだが・・・」
あ、「墓守鬼」っていう種族(?)なのか。
で、そうこうしているうちに、超人墓場に振動が起こり始めます。
「あの装置を逆回転させてしまっては その存在が真っ向から否定されることになる!
その結果・・・ この超人墓場は 地上の現世と直結する!」
「なんだってーーーっ!」
上から降って来る落石に次々と潰されていく死亡超人たち、そして鬼たち。
その間も悪魔将軍は黙々と石臼を回し続けます。(妙な念力とかではなく、ひたすら律儀に自分で回す将軍様がステキ♪)
将軍は言います。
「超人たる者、魂の生死は自らの責任で決めるべし。それが自然の道理であるはず」
それなのに超人墓場に蘇りのシステムを置いて管理し、それを行う自分等を選ばれた者だとして増長する完璧超人を、超人閻魔を倒すことこそが自らの使命だと。
やがて、逆回転していた石臼は止まりました。
「これで もう誰も蘇りはしない」
将軍が振り返ると、そこには死屍累々の鬼たちの姿が。
愉快な鬼さん達は、かわいそうに全滅です(>_<)
「死んだら人はおしまいなのだ」
こんなあたり前のことを、この漫画で聞けるとは・・・(゜o゜;)!?
そういえば、初代では死んだハズのキャラがポンポン生き返り、超人墓場の復活制度まで描かれたのに、続編の『Ⅱ世』では死んだ超人は(奇跡的なことが起こらない限り)死んだままでした。(初代で死んだと思われていた超人が再登場した例はありますが)
本来なら生き返らないのがあたり前なのですが(^^;)、そこは ゆで漫画 。また作者がうっかり超人墓場のことを忘れたのか(あるいは旧作ではやり過ぎたと反省したのか)と思われました。
でも今回の話で、初代の旧作と『Ⅱ世』の間の出来事で超人墓場自体が崩壊したことが判明。
ゲーーーー ツジツマがあったーーーーっ!
ということは、今シリーズで死んだキャラはヤバイじゃ・・・? ロビンとか、ステカセとか、カーメンとか。
あ、でも、古参の墓守鬼の最期の言葉は、解釈次第では自力で超人パワーを何とかすれば蘇ることが出来そうとも言えるかな? 超人墓場と地上の現世が直結したそうだし。
まあ、現時点で分からないことは置いといて・・・(^u^;)
天井を見つめる悪魔将軍。
「待たせたな 入り口は開けておいた!」
その言葉に呼応するように、 島の一部が崩れ、大穴が空きました。
それを上空から見つめる6つの顔。
「カ~カカカ とうとう将軍様がやってくれたわ!」
「これで 完璧超人ではない我らも 超人墓場に侵入できるわけだな」
6つの影が今まさに 島に舞い降りようとした場面で今回の話は終了です。
もう、正体バレバレなのに、悪魔六騎士がカッコいいのって、なんの♪(^o^)v 彼らはまさしくスターです。
でも、敵は完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)。強過ぎる将軍相手ではやられ役となっていましが、格下の騎士達相手だとどうなるのか? 1stステージの7人の悪魔超人(の内の5人)のように、低い勝率となりそうな気が・・・ もともと悪魔騎士って、勝率低いし(-_-;) 1勝4敗1引き分けくらいを覚悟していた方がよさそう。
ただ、今回の彼らの(というか将軍の)目的は完璧超人始祖の抹殺なので、試合に負けても敵を道連れにしそうな気もします。旧作だと敗れた悪魔騎士は将軍の体を形成する鎧となり、将軍と一体化していたので、敗れても役目があります。というか、将軍が更に強くなる手も温存されてるわけですね(^^;)
ちなみに旧作だと、頭部のみとなったゴールドマンは悪魔の神サタンと結託し、鎧に姿を変えた六騎士に体を形成させていました。鎧の中身は空っぽなので、軟体ボディみたいな芸当も出来ました。
しかしゴールドマンの心に正義が目覚めると、肉体が形成され、それが弱点など見当たらない将軍打倒のきっかけとなりました。
今回悪魔将軍は六騎士とは別に存在しているので、体は自前のものと思われます。軟体ボディが出来なさそうなので一見弱体化っぽいですが、完璧超人時代の超人強度になっているのでしょうから、むしろ前より強くなっているものと思われます。
余談ですが、将軍なしで騎士が合体した場合でも、鎧を形成して将軍の技を使うことは可能です。しかし、将軍の頭脳や完璧なボディなしでは技は効かないことが旧作の「タッグ編」で語られています。
他に今回の話の見どころとしては、超人墓場に再登場超人たちがいたことです。
- ダイナマイトパイパー:旧作「アメリカ遠征編」で登場。やさぐれてる時のロビンと地下プロレスで対決し、タワーブリッジで真っ二つにされて死亡
- ジョンブルマン:『Ⅱ世』の「倫敦の若大将編」に登場。超人オリンピックチャンピオンになる前の頃のロビンの親友で、悪行超人ギロチン・キングに首を刎ねられ死亡
- カマーンダス:読み切り作品「ウォーズマン・ビギンズ」に登場。〝狼の部屋〟時代のウォーズマンの仲間だったが、ロボ超人兵士に改造され、脱走したウォーズマンを襲撃。ロビンのアドバイスを受けたウォーズマンのパロスペシャルで死亡。
・・・マイナー超人ばかりなのはいいとして、妙にロビン絡みの超人が多いのが気になる(-_-;)
あと、超人閻魔のシルエットに被さって描かれていたのが、例の完璧超人を作った元・超人の神っぽいです。
超人閻魔 = 元・超人の神 = ストロング・ザ・武道 となるのでしょうか?
そんなわけで、ますます盛り上がる「超人墓場編」。
今後の展開も楽しみです(^^)/
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