CANDY TIME

今回の話は、新シリーズの時期のちょっと前。37巻に収録されている「キン肉マンの結婚式」よりかは後の時期。

冒頭、引退することになったウルフマンの断髪式から始まります！？

ウルフの大暴れが見たかったのに、いきなり引退式で寂しくなりました(>_<)
どうせ試合になるんだろ？(^3^)　と思って読んでいると、延々と式は続きます。
それも、部分部分にギャグを入れつつも、儀式自体もウルフマンというキャラの掘り下げもキッチリやりながら進んでいきます。
ああ、これはもう試合は無く、ウルフマンの晴れ姿を拝んで終了なのかも知れない―

と思い始めた頃、16ページ目にしてようやく話がバトル方向に転換しました(^_^;)


先に、ウルフマンの引退理由を書いておきます。

長年の闘いで彼の左足はヒザの靭帯が切れ、アキレス腱も断裂しているということでドクターストップがかかったのです。
辞めるなんて考えられないウルフは手術を望みますが、既に何度もメスを入れた左足にこれ以上の手術は不可能と告げるドクター。
他のアイドル超人と違って完治の見込みが無いということで、メディカルサスペンションカプセルに入る対象にもなれなかったことも判明。

他のアイドル超人達も激しい戦いを何度もしているのに、なんでウルフマンだけ？
しかもウルフマンは惨敗して命を落としたことも何度かある（←ヘンな表現だ(^_^;)）とはいえ、試合数自体は少なく、対戦相手も将軍とかネプみたいな大物（攻撃力がケタ外れの相手）ではないのです。蓄積するダメージは、スグル達の方がはるかに上では？

…と、ここまで考えて気づきました。
この漫画、ページ数の9割が試合の描写なので気づきにくいのですが、それ以外のシーン、つまり日常のシーンもありますよね。数少ないそれらのシーンを見て想像したところ…

超人達は超人オリンピックなどの大会や悪行超人が攻めてきた時は試合形式で戦いますが、それ以外の時は戦っていません。もちろん日々のトレーニングは欠かしてないでしょうし、スパーリングや親善試合みたいなのはあるでしょうが、本格的に戦う機会は少ないわけです。
では普段は何をしているかというと、普通に働いています。
まあ、テリーが牧場経営しているのとラーメンマンが畑を耕していること以外は印象に残ってない…あ！　カナディアンマンがジムを経営していたんだった!?(^_^;)>（暴徒に破壊されてましたが）
そういえばスグルも初期の頃いろんなバイトをしていて、キン肉星への帰還命令よりもキャバレーの客引きの方を優先しようとしたこともありましたね。連載終了後は大王としての務めが始まったでしょうけど。
あと、初期の頃みたいに怪獣退治とか侵略異星人に襲われている星への救援とかもあったのでしょう。（そちらは無報酬かも知れませんが。余談ですが、『Ⅱ世』でのマリのセリフによると、超人オリンピックに優勝しても賞金は出ないそうです。時価一億のベルトと海外遠征ツアー行きは手に入りますが）
（↑確認したら、第9巻の最後の方のページでカレクックが「まだ（前大会の）ギャラを貰ってない」と言ってました。出るのか、出てたのか、出場者へのギャラが？）


さて、話をウルフマンに戻しますと―
普通の生活(?)を送っているスグル達と違い、ウルフが普段行っているのは超人相撲の 巡 業 です。
超人相撲というのがどういうものかハッキリしてませんが、劇中の描写を見る限り、超人が戦っていること以外は人間の相撲界とあまり変わらないものと思われます。
となると、15日6場所で年に90日は取り組みがあるものと思われます。いや超人相撲なので、もっとペースが速いかも？
『王位編』での（数少ない）ウルフマンの描写を見ると、ハワイ巡業に行ってたり、メイクアップレスラーとしてリングに立ってたりもしてるようで、かなりのハードスケジュールだと思われます！！
試合内容自体は神クラスの敵と戦ってるスグル達の方がハードですが、戦闘回数・時間はウルフの方が長いのでしょう。当然、試合に備えるわけですから稽古も激しいでしょうし。

おお！！　ウルフが今シリーズで登場しないことだけでなく、『王位編』でも参戦しなかったことにも納得がいきました(°o°;)!?（ゆでスゲェ…）


長くなったので、ここで一旦区切ります。
続きは後日です。

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